8月14日、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱を受け、アフリカ全体でビジネス・投資関連イベントの取り消しが相次いでいる。写真は11日、ナイジェリアの空港で入国者の体温を調べる職員(2014年 ロイター/Afolabi Sotunde) [ヨハネスブルク 14日 ロイター] - 西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱を受け、アフリカ全体でビジネス・投資関連イベントの取り消しが相次いでいる。経済成長への期待を背景に注目を集めるアフリカのイメージが「エボラ禍」によって損なわれかねない情勢だ。 人々の恐怖心を象徴する動きは、ブラジル企業幹部らによるナミビア訪問のキャンセル。ナミビアの首都ウィントフークはエボラ出血熱が猛威を振るう西アフリカから約4500キロ離れているにもかかわらず、企業代表団は家族などの懸念を受けて来週の訪問を取りやめた。