エンゲルス監督の今季限りでの解任が報じられた浦和だが、選手は中途半端な時期の解任通達に、フロントに対する不信感を募らせている。 26日、浦和のエンゲルス監督は、今季限りでの監督解任を浦和・藤口社長から伝えられたという。 この中途半端な時期の解任通達に、浦和の選手はフロントに対する不信感を示し、闘利王などは、エンゲルス監督がいなければもっほひどい事態になっていた、とエンゲルス氏にクラブに残ってほしい旨の発言をしている。 エンゲルス監督の解任は規定路線とはいえ、リーグ戦はまだ２試合残っており、チームは首位と勝ち点４差の４位。ＡＣＬ出場権をかけて落とせない試合が続き、優勝の可能性もゼロになったわけではない。 だが、次期監督への就任が確実視されているフィンケ氏が、すでに来日して試合を観戦。強化責任者に信藤健仁氏が就任することも報じられ、出てくる話は来季の話ばかり。 さらに、三都

２６日の解雇通告から一夜明けた大原サッカー場。冷たい雨の中、Ｇ大阪戦（２９日、アウェー）へ向け非公開練習を終えたエンゲルス監督は、前日の藤口社長との話し合いについて「ハッピーじゃない。でも、今は残り２試合で少しでもハッピーエンディングに近づけるよう集中するだけ」と短く口にした。　しかし、解任の事実を聞いたイレブンには動揺がありあり。「（今季は）残留争いをしててもおかしくなかった。ここまで来られたのはゲルトさんのおかげ」とＤＦ闘莉王。「みんなのことを分かってくれる。アドバイザーでもいいから残ってほしい」と訴えた。　別の主力選手も、「上の人が今の時期に言うっていうのがおかしい。試合も残っているのに、選手はどういう状況でやればいいのか」と怒りをあらわにした。　指揮官は「今こそプロフェッショナリズムを見せるとき」と集中を促す。だが、この時期に後任候補のフォルカー・フィンケ氏（６０）＝ドイツ＝来日を

犬飼会長、ベストメンバー規定に反対 日本サッカー協会の犬飼基昭会長は２８日、来年度から天皇杯全日本選手権の出場チームにベストメンバーでの参加を義務付ける規定をつくることについて「個人的には反対。各クラブの良識でやってほしい」と否定的な見解を示した。 （ ） （ ） ソーシャルブックマークに登録 （2008年11月28日20時32分  スポーツ報知）

昨季日本人得点王・大島も“構想外” 昨季日本人得点王のＦＷ大島が横浜から戦力外通告を受けた。０４年にＪ２山形で２２得点を挙げて日本人得点王に輝き、０５年に横浜に移籍。副主将を務める今季も３２節終了時点でチーム最多の６得点を挙げていたが、故障や若手の台頭もあり最近４試合は出場機会がなかった。大島は「いざゼロ（円提示）となると嫌なものですね」と厳しい表情。来季は早大ＦＷ渡辺の加入が内定していることもあり、育成型を目指すクラブの構想から外れた。また、ＧＫ高桑、ＭＦロペス、石原も戦力外を通告された。２９日の東京Ｖ戦後に正式発表される予定だ。

得点王の大島を解雇　まさかエースがチームに衝撃…横浜Ｍ 横浜Ｍは２６日、チーム得点王のＦＷ大島秀夫（２８）らに対して来季の契約更新を行わない意向を伝えた。大島は昨季１４点で日本人得点王に輝き、今季もここまでのリーグ６点はチームで最多。得点源として活躍してきたＦＷに対する戦力外通告に、チームにも衝撃が走った。 育成型クラブへの移行を目指す横浜Ｍは、来季は年齢構成を重視。ＦＷ大島も戦力外とする苦渋の決断を下した。最近の試合でも先発から外れており、エースの座が揺らいでいる状況だった。その一方で、好調時には巧妙なポストプレーと高い決定力で日本代表入りもささやかれており、ある選手は「まだ活躍できたはず。信じられない」と絶句した。 大島にとっては００年の京都時代に続く２度目の戦力外。ゼロ円提示の場合、移籍金が発生しなくなるため、今後のクラブ探しに有利となるが、本人は「いざゼロとなると嫌なもんですね」と

本日、石崎 信弘監督（５０歳）との契約を今季限りで終了することといたしましたのでお知らせいたします。なお、天皇杯終了までは、引き続き石崎監督が指揮を執ります。 石崎監督には、J1復帰にご尽力いただき、また昨季・今季と持ち前の指導力を発揮され、現在の柏レイソルJ1定着の基盤を作っていただきました。クラブとして感謝の意を表します。 なお、来季の体制につきましては、決定次第お知らせ申し上げます。 株式会社　日立柏レイソル

柏ユース・指宿がスペイン２部テスト生に 柏ユースのＦＷ指宿洋史（１７）がスペイン２部ジローナにテスト生として練習参加していることが分かった。地元紙によると今週初めに合流し、正式契約を目指すという。８月にクラブでスペイン遠征した際のプレーが評価されたもので、１部のセビリアからも練習参加を打診されていた。国内でも新潟が獲得に動いている。

後任は反町氏？柏、石崎監督を急転解任 柏の石崎信弘監督（５０）が今季限りで解任されることになった。柏は２７日、同監督が契約満了により今季限りで退任すると発表。だが、実際には２６日に今季で契約を打ち切ることを石崎監督に通告していた。チームは現在リーグ戦１０位で、２試合を残してＪ１残留の１５位以内が確定。来季まで契約が残る同監督を続投させることが基本線だったが、急きょ解任に方向転換した。 クラブ関係者は「Ｊ１昇格を実現させてくれたり感謝する部分は多い。ただ（解任は）最終的には残留争いするようなチームではなかったと考えている」と成績不振を理由に挙げた。今季、一時は３位につけて優勝を狙える位置にいたものの夏場に１０戦未勝利と急失速。期待が膨らんだ分、失望も大きかった。 石崎監督はリーグ戦の残り２試合と天皇杯は引き続き指揮を執る。後任候補には北京五輪代表監督の反町康治氏（４４）、高橋真一郎