4日に心筋梗塞のため急逝した元日本代表DFの松田直樹さん(享年34)の群馬県桐生市内の実家は、最後のお別れに備えて関係者が慌ただしく出入りした。今日8日に通夜、明日9日に告別式をいずれも同市内の桐生市斎場で実施。7日、松田さんが昨季まで16年間在籍した横浜の職員や親族らが実家を訪れ、喪主の母正恵さんと打ち合わせなどを行った。クラブのホームページでも日時や会場の案内を掲載しており、大勢のファン、サポーターの来場を想定して専用受付を設ける。 この日は、今日8日から日本代表の北海道合宿に同行する日本協会の田嶋幸三副会長(53)が弔問に訪れ、遺体と面会した。「U-17代表のころからですから…。本当に残念です。せめて、最後に顔を見られてよかった」と目頭を押さえた。 通夜は8日午後6時から、告別式は9日午前11時30分から執り行われる。【山下健二郎】