シンプルでスケーラブルな分散ストレージを自社開発したライブドア 一方ライブドア執行役CTOの池邉智洋氏は,同社のブログや写真投稿サービスなどのインフラで利用中のストレージ仮想化ソフトを自社開発した事例を紹介した。ライブドアのサービス群が求める要件が「いかに安価に容量を追加できるか。過剰な機能と信頼性は不要」(池邉氏)と判断。メーカー製のネットワーク・ストレージの利用を止め,「ファイルのパスがそのままURLになるため,ファイル・システムのパスをURLに変換しなくて済む」HTTPで入出力する分散型仮想ストレージの開発に踏み切ったのだという(写真4)。 設計思想は「複数ノード間の一貫性はCAP定理に基づいて遅延を妥協し,スケーラビリティと読み出しの速さにこだわった。一方で書き込みはそこそこの速度でよく,認証とアクセス制御はアプリケーションで実装するので不要」(池邉氏)というもの。HTTPサーバー
日本IBMは2009年6月19日に、自社ブランドのルーターとLANスイッチを発売する。ブロケード コミュニケーションズ システムズがOEM提供する。5月29日付でブロケードが発表したもの。日本IBMが自社ブランドのルーター、LANスイッチ販売に乗り出すのは初めて。IBMはシスコシステムズと蜜月関係だったが、シスコのサーバー参入後は他のネットワーク機器ベンダーとの関係を強化していた。 自社ブランドのIPネットワーク製品を展開する狙いについて、日本IBM広報は「クラウドコンピューティングと、米IBMが2月に提唱した企業向けITインフラ構想『Dynamic Infrastructure』の推進のため」と説明する。自社でネットワークからサーバーまで提供できる体制を整え、シスコやヒューレット・パッカードに対抗する。 日本IBMが提供するIPネットワーク製品のブランドは以下の通り。大型のシャーシ型ルー
財団法人インターネット協会IPv6ディプロメント委員会の主催によるイベント「IPv6 Summit 2009」が27日、横浜・日吉の慶應義塾日吉キャンパス協生館で開催された。講演では、IPv4アドレスの枯渇状況と、NTT東西のNGNサービスにおけるIPv6対応についての発表が行われた。 ● 「再利用などでも需要は賄えない、本質的対策はIPv6への移行」JPNIC前村氏 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)インターネット推進部長の前村昌紀氏は、「IPv4アドレスの在庫が本当に無くなるのかという質問は良く受けるが、やはり『はい』と言わざるを得ない」として、IPv4アドレスの在庫は2010年から2012年までに無くなる見込みだと説明。また、割り当て済みIPv4アドレスの再利用についても施策が進められているが、それにより利用可能となるIPv4アドレスでは需要を賄えないという見通
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く