新型コロナウイルスのパンデミックは、介護施設のスタッフ、入居者、その家族にとって悪夢そのものだ。また、それよりも情報は少ないが、介護付き住宅(ALF)などの高齢者向け在宅介護サービスも、同様の状況にあると考えられる。 米国疾病管理予防センター(CDC)によると、3月30日の時点で、米国内15000か所の介護施設のうち400以上で、新型コロナウイルスの集団感染(入居者、スタッフ、または両方)が発生した。しかし、報告されたケースは氷山の一角であり、実態はさらに深刻である可能性が指摘されている。 介護施設での集団感染について情報を開示している州は少ないが、そのうちのひとつミネソタ州では、4月4日の時点で42施設で集団感染が発生している。人口あたりの感染率が他州と比べ相対的に低いミネソタでさえ、この数字なのだ。 スタッフの感染 「マクナイト長期介護ニュース(McKnight’s Long-Term
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