三人それぞれが透視能力、どの国の 言葉でも理解できる能力、相手の行動を 予測する余地能力を持っているの。 ただしそれは「3秒だけ」という制限が あるのよ。 『ヒトコブラクダ層戦争(上)』万城目学 (著) 幻冬舎文庫 あらすじ三つ子の三兄弟、榎戸梵天、梵地、梵人はそれぞれに三秒だけ使える謎の力を持っている。 この能力を活かして貴金属泥棒を決行し、そこで得た金で長兄の梵天は山を丸ごと購入。 恐竜の化石を発掘しようと日々作業を続けている。 そんなある日、彼らの前にライオンを従え、青い服を着た謎の女が現れる。 それから彼らの運命は猛スピードで動きはじめる。 海を声越え、日本から遠く離れた砂漠の地にやってきた三兄弟を待ち受けるものとは。 特殊能力を持つ三つ子 謎の女に導かれ異国の地へ三歳の頃、隕石が自宅に落ち両親を失った梵天、梵地、梵人。 以降助け合いながら生きてきた彼らは特殊な能力を持っています。