パリ(CNN) エールフランス航空のリオデジャネイロ発パリ行き447便(乗員12人、乗客216人)が消息を絶った件で、同航空のグルジョン最高経営責任者(CEO)は1日、同便が強い乱気流に突入し、大西洋に墜落した可能性を指摘した。 同CEOによると、同便の飛行時間は11時間の予定で、最初の3時間は順調に飛行していた。しかしパリ現地時間午前4時15分頃、電気系統の不具合を伝える自動信号が機体から発信され始め、同航空のコンピューターと4分間にわたって交信。こうしたメッセージの連続発信は、予想外の深刻な事態だった。この間、同便の乗員との通信はなかった。同便はメッセージ発信の直後に墜落した恐れがある。 不明機はエアバスA330型旅客機で、アフリカよりブラジルに近い地点で墜落したとみられ、乱気流により一帯の航行は困難だった。ただし同CEOは、何が起きたか断定するのは時期尚早としている。 サルコジ仏大統