今回の内容は、立川談春さんの「赤めだか」です。 著者である立川談春師匠が天才、立川談志に弟子入りし、二つ目になり真打になるまでを面白おかしく書いた快作です。 流れるように読めるこの本を 好きな場所を書き写してみたら、驚いたことを書いていきます。 『赤めだか』で際立つテーマは師弟関係 立川談春『赤めだか』は 天才立川談志に弟子入りし 右も左も分からない若造が、いろんな出会いの中から少しづつ成長する物語です。 あちこちに頭をぶつけながら成長する 談春さんの姿も面白いのですが その若者に対して、師匠の立川談志を始め、 周りの人たちから寄ってたかって、談春に大事なものを教えていく姿が見られるのもまた、楽しいです。 私も若い人に教える(でもよくこっちも教わってる)歳になりましたからね〜。 そして、談志と談春の師弟関係から、談志と談志の師匠、五代目柳家小さんとの師弟関係が見えてきます。 柳家小さんと立