G DATA Software株式会社は2月25日、危険度の高いマルウェアである「コンフィッカー(Conficker:別名Downad、Downadup、Kido)」についての調査報告を発表した。コンフィッカーは、過去12カ月間で最も巧妙で危険度が高く、世界中で注目を集めているマルウェアのひとつ。マイクロソフトの「MS08-067」を悪用するマルウェアで、同社が製造者の逮捕につながる情報提供者に懸賞金を出すと発表をしたことで、広く一般に知られるようになった。対策方法としては、マイクロソフト関連のアップデートファイルを適用することのほか、アンチウイルス製品のワクチンを最新の状態に更新しておくこと、USBメモリを使用する前にウイルススキャンをかける、ネットワークやアカウント用パスワードに「12345」などの簡単なパスワードを設定しないことなどを呼びかけている。 感染すると、細工されたクエリ