46年余り続き、同一進行役のラジオ番組としては最長寿の「永六輔の誰かとどこかで」(TBS系)が9月で終了する。 放送タレントの永六輔さん(80)が29日午前の番組で明らかにした。終了は、一社提供の桃屋がスポンサーを降りるため。永さんは医師から休養を促されていたことや、地方局が同番組の放送をやめていく流れに触れ、「放送を休んだことがないけれど、頑張るのがストレスになっていた。タイミングを見計らっていました」と話した。 同番組は1967年1月に放送開始。月~金曜の10分間、聴取者の便りを紹介しながら世相を語り、人気を集めた。永さんがパーキンソン病を患いながらも放送は継続、終了予定の9月27日で1万2629回になる。今後は年数回、特番を放送し、聴取者の手紙は引き続き受け付けるという。