尊敬する國領先生にお題を頂いたので、ちょっと時間がかかりましたが、ブログにまとめてみました。 まずは結論から。 (1) 識別子 → Identity Register+RA (2) 本人確認基盤 → IdP+CSP (3) 属性 → IIA/IIP (4) サービス → RP/SP と読み替えるならば、このように分割して分別管理するのが良さそう、ということになります。 以下、その解説です。 IdMの基本は、当該ユーザの識別です。識別とは、その存在を母集団の中の他の存在から一意に区別するということです。わたしたちは、存在を直接的には観測できないので、これは、その存在に紐付いている属性の値の集合が一意になるまで集めるということに他なりません。この状態では、その属性の値の集合が「識別子」になっています。ただし、値はどんどん変わり得て、別の時点では識別性がなくなるかもしれないので、識別された時点で