28日夜の落雷により、県内では西部地域を中心に多く所で停電が発生し、川越市は冷蔵保存が確認できなかった新型コロナウイルスのワクチン486回分を廃棄扱いとしました。 川越市によりますと、市内では昨夜8時過ぎに停電が発生し市内では10の医療機関で停電の事実が確認できたということです。 このうち、6つの医療機関はワクチンを保冷バッグに入れて冷蔵状態を維持したり、停電していない冷蔵庫に移送したりして冷蔵状態を保ちました。 しかし、4つの医療機関では冷蔵状態が確認できなかったため、該当する486回分のワクチンについては、廃棄扱いとしました。 また、飯能市内の医療機関でも停電に伴い、冷蔵条件に基づく管理が不明なワクチンがあるということで、市では、国などに確認し、取り扱いが明確になるまでは使用を中止することにしています。