印刷 関連トピックスNTTドコモKDDIソフトバンク ソフトバンクは29日、光回線並みの速度でデータ通信ができる次世代高速無線通信サービス「ソフトバンク4G」を来年2月から始めると発表した。速さを売りに、先行するNTTドコモやKDDI系を追い上げる考えだ。 スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末の普及を受け、高速データ通信を充実させる。ソフトバンクの孫正義社長は新商品発表会で、「他社を圧倒的にしのぐ速度を実現したい」と述べた。来年2月にデータ通信専用の端末を発売し、通話可能な端末も来年中に出す。利用料金は他社並みの月額4千〜5千円になる見通しだ。 データの受信速度は最大で毎秒110メガビット。現在の第三世代携帯電話と比べると10倍以上の速さ。同社が経営再建を支援しているPHS事業者「ウィルコム」が持っていた高速通信技術を発展させた。KDDI系のUQコミュニケーションズが20