速くなければ出場できない憧れの国内マラソン9大会エリートランナーを対象にしていた大会が、制限時間を緩め定員を増やして市民マラソン型に模様替えする例が相次ぎ、多少の変貌があるとはいえ記録と勝負にこだわる大会の数が稀少になりつつあります。今回はそんな出場が厳しい大会の紹介です。 サブスリーを目指す制限時間4時間大会 どうせ数時間の道路封鎖を伸ばすだけで数千人~1万人のランナーを走らせることができるのですから、どのマラソン大会も市民マラソン型になってほしいとは思う一方で、仮装ランナーなしのひたすら記録を目指す真剣なレースが展開される大会も消えて欲しくはないというのが本心です。 特に制限時間4時間の大会は、サブスリーを目標に精進している市民ランナーには恰好の大会です。大会はすべて公認コースを走る公認大会なので、もちろん記録は公認記録となります。定員が少ないのでスタートロスが少ないですし、同程度のレ