日本でもDevOpsやSREというキーワードを聞くようになりましたが、肝心のITシステム自体はまだまだ従来のまま、といったケースが非常に多いかと思います。そして多くの場合、監視の仕組みも従来のままとなっているのではないかと思います。にもかかわらず、ビジネス側からITへの期待は飛躍的に増大しており、システムのパフォーマンスや可用性を維持するだけでも、とても大変なタスクとなっているのではないでしょうか。 こういった状況はIT先進国であるアメリカでも当然発生しており、その中でのベストプラクティスとして4つのゴールデンシグナルというものが定められました。具体的には、レイテンシー、トラフィック、エラー、サチュレーションです。これが一定以上の水準である場合にシステムは「健全」と判断されます。この4つのゴールデンシグナルをIT運用側と開発側の共通認識とすることで、「何が起きているか」「どうするべきか」
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