日本にハードボイルドを定着させた作家 小説の舞台である新宿でシークレット読書会を開催 自分を納得させられない仕事はしない 「原尞」。この名前はハードボイルド小説界の生ける伝説です。デビュー30周年を迎える直木賞作家でありながら、これまで発表した長編作品はわずか4作のみ。そんな原尞さんの14年ぶりの新作『それまでの明日』が刊行される前日の2月28日、原さん本人を招いての特別な読書会【はじめての原尞】が開催されました。14年を費やして執筆した理由を、原さんは若者たちにどう語ったのでしょうか? 日本にハードボイルドを定着させた作家 ネットで本を買う際には「原りょう」で検索してみてください。検索には不向きなペンネームということもあって、小説を普段読まない若い人は初めて見る名前かもしれません。 そもそも原さんが書くハードボイルド小説とは何でしょうか?ハードボイルド小説とは1930年前後にアメリカで確
![14年ぶりに新作を出した伝説の作家「原尞」に若者たちが質問攻め](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e8b829b3730c9c639de8c515768b15729dfd4747/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs3-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fstorage.withnews.jp%2F2018%2F03%2F09%2Fa%2F87%2Fa87ede1c-l.jpg)