※この記事は 開発生産性 Advent Calendar 2022 のカレンダー2の13日目の記事になります。 前回は1日目は hiroshinishio さんの 『より筋肉質なチームにするために、開発者が見るべき21のDevOpsアウトプット指標』 で、個人的には指標それぞれの分析や改善の方法が書かれていて勉強になりました。 こんにちは。 モノタロウで主に DevOps エンジニアとして活動している伊藤です。 休日はジムに節制した食事、サウナと健康を意識するおじさんとしても活動しています。 (最近だと渋谷の改良湯さんのサウナと外気浴スペースの具合が最高でととのいました) 今回は DevOps Four Keys*1 (以降 4keys と呼称) というソフトウェア開発チームのパフォーマンスを示す4つの指標を導入し、部門の目標として掲げたここ1年の取り組みを紹介できればと思います。 背景
自分は問題解決は得意な方だと思っている。しかし逆に不確実な状況・不安な状況・課題がある状況をそのままにして耐える力をもっと付けたいなと思っている。そこで最近目にした「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」であるネガティブ・ケイパビリティについて学ぶため本を読んでみた。 ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書) 作者:帚木 蓬生朝日新聞出版Amazon 正直、この本は歴史的な話とか雑談も多く、少し頭に入りにくかったが、一方で示唆のあることを学べた。例えば どうにも対処が難しい課題を見つけた時に、拙速に解決策を見出すのではなく、興味を抱いてその宙吊りの状態を耐えると良い。それによって深い理解に行き着く 問題解決があまりに強調されると、まず問題設定の時に、問題そのものを平易化してしまう傾向が生まれる。この時、複雑さを削ぎ落としているので、現実
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