【チューリヒ=北川信行】44年ぶりのワールドカップ(W杯)に臨む北朝鮮が1日までに国際サッカー連盟(FIFA)に提出したW杯メンバー23人の最終リストが波紋を呼んでいる。 本来はストライカーの選手を第3GKとして登録したのが発端。「23人のうち3人はGKであるべきだ」とのFIFAの規定に無理やり沿うようにした形だが、その選手をGK以外で起用できるかが問題となっている。 規定では、「けがの場合を除いて(最終登録の)23人を変更することはできない」となっており、FIFAは「GKとして登録された3人はGKとしてのみプレーできる。チームが到着したときのミーティングで確認し、試合当日にもそのように促す」との見解を示している。