NHKの福地茂雄会長(右手前から2人目)との会談に臨む日本相撲協会の村山弘義理事長代行(左端)=6日午後、東京・渋谷のNHK放送センター 大相撲の賭博問題をめぐり、NHKの福地茂雄会長は6日、記者会見し、11日に初日を迎える大相撲名古屋場所の生中継を行わないことを表明した。録画によるダイジェスト版の放送を取り組み終了後の午後6時台に行う。NHKの大相撲本場所の中継はラジオで昭和3年、テレビでは28年から行われてきたが、生放送を見送るケースは極めて異例。 福地会長は会見の冒頭、「本日、相撲協会の村山理事代行の説明を聞き、これから改革に取り組むという熱心な話があった。相撲ファンから是非取り組みを見たいという要望もあった」と述べた。 日本相撲協会の村山弘義理事長代行らは6日午後、NHKを訪ね、再発防止策などを説明。その後、福地茂雄会長らが中継の是非を検討していた。 中継をめぐっては、6月21日に