「被害者は自分だけじゃないんだって。勇気を持って告発した方を見て、私も話すなら今しかないと思いました」(女優のA子さん) 小誌は映画監督の榊英雄氏(51)と俳優の木下ほうか(58)による「性加害」を受けた女優たちの声を報じてきた。覚悟の告発は、同じ苦しみを持つ女優たちの背中を押し続けている――。 榊氏がメガホンを取り、安田顕と山田裕貴がダブル主演を務める映画「ハザードランプ」。一連の報道後も予定通り4月15日から全国で上映開始としてきたが、3月31日に突如、「(関係者の)総意形成に至らなかった」と公開中止を発表した。 木下は出演予定だったNHKの連続ドラマ「正直不動産」を降板。ドラマは再編集され、主演の山下智久の上司という重要な役どころの木下が出演しない内容に修正した上で放送されることになった。 だが優越的地位を濫用し、女優たちに性的関係を強いてきたのは二人だけではない。世界的巨匠とともに
![「ヒミズ」「蛇にピアス」プロデューサーが女優に強要した「局部写真」《芸能界の性加害》 | 週刊文春 電子版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1483c066c04eb3fa93efb79062f4faf8ec3e431f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F8%2F1220wm%2Fimg_b80aafb814e1c8008c96565a30420e01141000.jpg)