2022年8月17日のブックマーク (2件)

  • NFTの技術とその特性を知る、本当にデジタル権利の表明に使えるのか

    2021年から2022年にかけ、NFT(非代替性トークン)をめぐる話題が一般メディアで相次ぎ取り上げられている。2021年3月には米国人アーティストのデジタルアート作品にひもづいたNFTが競売にかけられ、約75億円(当時の為替換算)という高額で落札されて世間を驚かせた。 NFT(Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン上で扱われる、一意であり代替不可能なトークンを実現する技術である。 元来、Bitcoin(ビットコイン)をはじめとした従来の暗号資産トークンの実装では、 それぞれのトークンは同一のものだった。例えば、Bitcoinは1BTC(Bitcoinの通貨単位)であれば、どのトークンであっても1BTCという同一のものとみなされる。 一方NFTは、それぞれのトークンをそれぞれ別のものとして識別可能にする。 こうしたNFTの特性を活用することで、デジタルアートやゲーム

    NFTの技術とその特性を知る、本当にデジタル権利の表明に使えるのか
  • YouTubeで不正に収益化する6つの悪用方法、米研究者らが分析結果を公開

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米シカゴ大学と米パデュー大学の研究チームが発表した「Behind the Tube: Exploitative Monetization of Content on YouTube」は、YouTubeの不正収益化行為を研究した論文だ。世界中のオンラインコミュニティーとYouTubeアカウント売買サイトから複数の情報を集め、どのように不正行為をしているかを分析して6つのカテゴリーにまとめた。 不正情報の収集 研究チームはYouTubeで不正に収益化している情報を得るために、世界10カ国の最も人気のある掲示板などのオンラインコミュニティーからデータを収集した。収益化関連の投稿やスレッドを特定す

    YouTubeで不正に収益化する6つの悪用方法、米研究者らが分析結果を公開