カリフォルニア沖、水深3300メートルの海底から、新種の肉食の海綿生物が発見された。その形状は複数にわかれた根のような部分から、放射状にハープの弦のような枝が生えており、この枝を使って罠をしかけ、先端についたフックを使って小さな甲殻類を捕食するという。
茨城県鹿嶋市の下津海岸で4日夜、クジラ約50頭が打ち上げられているのが見つかった。 5日朝から地元住民や同市職員らが救出活動にあたったが、既に半数以上が死んでいた。 茨城県大洗水族館(大洗町)によると、クジラは体長2〜3メートルで、カズハゴンドウとみられる。同館の島田正幸・海獣展示課長(56)は「餌の小魚などを追いかけて浅瀬に入り、方向感覚を失ったのかもしれない」と推測する。死んだクジラは砂浜へ埋めるという。 サーフィンをしに来た東京都板橋区の私立大生、水野正路さん(20)は「自分には水をかけるくらいしかできないが、助かってほしい」と、何度もバケツでくんだ海水をクジラにかけていた。
北海道寿都(すっつ)町沖の日本海で、黒い縦じま模様と黒い斑点を併せ持った珍しいタイが網にかかった。 ストライプ模様は「イシダイ」、斑点模様は「イシガキダイ」の特徴。魚が運び込まれた「おたる水族館」(小樽市)では「イシガキイシダイ」と命名し、23日まで展示している。 この魚は今月11日、網にかかっているのを同町の漁師が見つけた。イシダイとイシガキダイは交配が可能なため、同水族館では「偶発的に誕生した交雑種」と分析し、イシガキイシダイと呼ぶことにした。 イシダイとイシガキダイは夏から秋にかけて、対馬海流に乗って回遊、北海道近海でも見られるというが、同水族館関係者は「交雑したタイは見たことがない」と驚いている。
【秋田】男鹿水族館GAOのホッキョクグマ、豪太がもうすぐ7歳になる。抜群の人気者に念願の「嫁取り」の話がまとまったことから、お見合いパーティーが開かれたりペアぬいぐるみが人気を呼ぶなど、水族館は“婚活成就”を願う場としても注目されている。 ◇26日の誕生日を前にお祝いムード 豪太は体重が350キロ、体長は立った状態で2.8メートル。26日の誕生日を前に館内には幼稚園児の塗り絵が飾られ、お祝いムードが高まっている。当日はブドウなど大好物をトッピングしたケーキや活魚7匹をプレゼントするなど、さまざまなイベントが予定されている。 これまでの誕生日と違うのは、懸案だった婚活がついに実ったこと。早ければ今秋と見られた北海道・釧路市動物園からの花嫁到着は来春以降に持ち越されたが、今回が独身最後の誕生日となる可能性がある。 メッセージボードには「早くお嫁さんが来てほしい」「子グマが見たい」などと書き込ま
5月に浅虫水族館が保護したメスのゴマフアザラシの名前が、「メイ」に決まった。名前をもらったメイは、元気よく水槽を泳ぎ回り、来館客の人気を集めている。 名前は公募され、国内外から2309件の応募があった。「ゴマちゃん」「むつ子(むつ小川原港で保護されたことから)」などの候補から、飼育係が呼びやすさなどを念頭に選んだという。「5月(英語でメイ)に保護されたから」という意味も込められているという。 メイは現在、体重約20キロに成長。ガラス越しに来館客に近寄るなど、子どもらしく好奇心いっぱい。1日2回ある餌やり時に、前脚で“握手”したり、「バイバイ」と振る動作も覚えたという。【三股智子】
アクアスに導入されるジェスチャー・カム。画面から離れた位置で手を動かし、シロイルカに指令を出すことができる=松江市北陵町、テクノアークしまね 浜田市と江津市にまたがる水族館アクアスで、島根県産業技術センターが開発したジェスチャー認識技術を使い、シロイルカの調教などが疑似体験できる新感覚のシステムが15日から稼働する。同時に来館者が持参した携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」に無線通信で生物図鑑やクイズなどの配信も開始。来館者の楽しみを増やす新たなサービスとして、関係者は集客増を期待している。 人の動きを認識する3次元(3D)カメラセンサーを搭載した「ジェスチャー・カム」は、100インチの大型画面の前で手を動かすと、CG(コンピューターグラフィックス)映像のシロイルカが反応して、回転したりバブルリンクを見せたりする。バレーボール対決やペンギンパレードのコンテンツもある。 同センターの技術を使
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く