浜田、江津両市にまたがる水族館アクアスの本館西隣に建設中の新シロイルカプールが完成し5日、報道関係者に公開された。オープンは4月22日で、現在本館で飼育している6頭のうち4頭を移す引っ越し作業が今月8日から始まる。 新施設はシロイルカの保護・繁殖専用で鉄筋コンクリート3階建て。1、2階にまたがるメーンプール(780立方メートル、水深4・5メートル)と予備プール二つ(各175立方メートル、水深4メートル)、屋上展望テラスなどを備えており、延べ床面積約1507平方メートル。総事業費は16億5500万円。 来館者は「1階観覧ホール」で縦3・75メートル、横8・7メートルのアクリルパネル越しに遊泳する姿が楽しめるほか、「2階観覧デッキ」からこれまで見られなかったトレーニングや体重測定の様子が見学できる。 本館から引っ越してくる4頭は、2009年8月生まれの子イルカと母親のアーリャ、雄の成獣の