仙台市、水族館誘致を推進 「塩釜の構想と無関係」 仙台市は27日に開かれた市議会2月定例会の一般質問で、地元民間主導で本格化し始めた塩釜市の水族館建設構想と関係なく、水族館の誘致を目指す姿勢を強調した。 藤本章総務企画局長は「塩釜市の水族館建設は報道で動向を承知したが、なお施設の具体的なコンセプトなどを見定める必要がある」と指摘。仙台市内への設置運営に意欲を示す民間事業者との協議については「事業者側でさらに検討を進めており、引き続き市域への誘致実現に向けて取り組みたい」と答弁した。 指定避難所の見直しをめぐって市は、市内の県立高校を避難所として使用できるよう県と折衝していることを明らかにした。高橋文雄消防局長は「市民センターや県立学校を新たな避難所に指定するため、協議している」と述べた。 また、市は秋保・作並両地区や中心部で、観光やコンベンションによる誘客を促進するための復興特区を申