「さわやか自然百景」をご存じだろうか。NHK総合で日曜午前7時45分(一部地域除く)から放送されている約15分の自然番組で、ひそかに高視聴率を記録している番組だ。タイトルに聞き覚えはなくても、見たことはあったり、テーマ曲を聞けば「あの番組か」と分かる人も多いだろう。全国各地、四季折々の美しい映像を記録した同番組について、「この番組の取材を受けるのは初めてかもしれません」と語る伊豆浩プロデューサーに尋ねた。(文化部 本間英士) 平均視聴率12%超え 同番組は平成10年にスタート。47都道府県の自然をテーマにした穏やかな番組で、NHK経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)も「NHKらしくていい番組」と、名指しで好きな番組に挙げるなど、実はファンが多いとみられる。 「日曜朝の番組なので、見る方に爽やかな気持ちになってほしいと思っています。日本には土地ごとに特殊な環境があり、そこに生きる動物た
来週のはじめにかけては、最高気温が平年を大幅に上回る日が多くなる。雪が多く積もっている地域では、なだれが起こりやすくなるおそれがあるため注意が必要だ。 28日(土)は、西日本や東日本を中心に気温が上がり、日中は広い範囲で3月頃の暖かさとなった。29日(日)は、南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、きょうより日差しが少なるなるものの、さらに気温が高くなる所が多い見込み。沖縄から東北にかけて3月から4月並みの気温となる所が多く、山沿いの積雪が多くなっている地域では雪どけが進む。なだれや融雪による浸水、土砂災害には十分な注意が必要だ。 また、29日の夜から30日(月)にかけて、日本海に発生する低気圧が、急速に発達しながら北日本を通過する見込み。関東では、南よりの強い風が吹く影響で、昼頃にかけて気温が急上昇する。30日の東京の最高気温は20℃まで上がる予想で、一時的だが4月下旬並みの暖かさとな
ノロウイルス検出=給食原因、719人食中毒-和歌山 和歌山県御坊市の全小中学校と幼稚園で719人が嘔吐(おうと)など食中毒の症状を訴えた問題で、県は28日、発症した児童からノロウイルスが検出されたと発表した。県は御坊市立給食センターで調理された給食が食中毒の原因と断定。28日から14日間の営業停止処分とした。 県によると、ノロウイルスは便を検査した15人全員から検出された。 給食センターは御坊市立の小学校6校と中学校4校、幼稚園4園、隣接する日高川町にある中学1校の給食を調理しており、全校・園で不調を訴える子供が相次いだ。メニューが共通だったのは25日の「塩ちゃんこ」「磯あえ」で、同じ物を食べた給食センター職員が食中毒症状を訴えたことから、県は給食が原因と判断した。 食中毒症状は26日午後1時ごろから確認され始めた。重症者はなく、全員快方に向かっているという。県は今後、再発防止措置を
昨年4月にチンパンジーが脱走した仙台市太白区の八木山動物公園は28日、チンパンジーの屋外展示を再開した。脱走騒ぎ以来、屋内展示にとどめていたが、再発防止の改修工事を終え、約9カ月ぶりの再開となった。 同園によると、展示施設と観覧スペースの距離を4メートルから5メートル以上に広げ、チンパンジーには滑ってつかめない強化ガラスの壁やアクリル板を設置した。改修費用は約4千万円。 この日は、住宅街の電線を伝って逃げた雄のチャチャら5頭が愛嬌のあるしぐさで動き回り、来園者を楽しませた。仙台市の千葉虎太郎君(6)は「チャチャが岩をどんどん登るのがすごかった」と目を輝かせた。 飼育担当の獣医師、橋本渉さん(46)は「元気で安心した。比較的暖かい日に、久しぶりに外に出られてうれしそうだ」と笑顔を見せた。寒さを考慮し29日以降は当面の間、展示時間を午前10時から同11時半までに限定する。 ▼【動画あり】チンパ
東芝が主力と位置づけてきた原発事業の見直しを明らかにした。3月末までに半導体事業を分社化し、外部資本を受け入れることも決めたが、原発事業の損失額や具体的な見直し策は明らかにされず、今回の経営危機を乗り切れるかは見通せない。 「米原発会社、先行き楽観」 「国内は廃炉や保守を中心に社会的責任を果たす。海外は今後のあり方を含めて見直す」。東芝の綱川智社長は27日の記者会見の冒頭で、原発事業の見直しを切り出した。損失を垂れ流す原発事業への対応を示さなければ、経営不安をぬぐい切れないとの危機感があったとみられる。 東芝は2006年、ライバル企業が提示した金額の2倍超の約6400億円で米原発会社ウェスチングハウス(WH)を買収。国策でもある原発輸出を拡大する狙いだった。当時の西田厚聡社長は2000億円だった原発事業の年間売上高を「今後10年で6000億~7000億円に増やす」と息巻いた。
28日午前11時40分ごろ、長崎市三景台町(さんけいだいまち)の路上に止まっている軽乗用車の運転席で女性が倒れているのを、近くの住民が見つけ、110番通報した。女性は30~40代とみられ、病院に搬送されたが意識不明の重体。腹部から出血があり、刃物も車内から見つかった。長崎県警は殺人未遂事件とみて捜査し、現場近くにいた女性の関係者とみられる男性から事情を聴いている。 現場はJR長崎駅の約3・5キロ南東で、長崎自動車道長崎インターチェンジ近くの住宅地。近くには規制線が張られ、警察官らが行き来した。近くの40代の女性は「高齢者ばかりが住む地域。住民以外が出入りすることもない静かなところなので、びっくりした」と話していた。
関西電力の通信子会社ケイ・オプティコム(大阪市)は27日、家庭向け電気の販売で、プロ野球・阪神タイガースのファンを対象にした割引や特典のサービスを始めると発表した。プロ野球球団の成績と連動した電気料金の割引サービスは国内初という。 契約者本人か家族がタイガースの公式ファンクラブの会員であることが条件。2017年シーズンでリーグ優勝した場合、11月から3カ月間の月額基本料金を半額の648円にする。日本一になれば、球団ロゴ入り純金記念小判(1枚約5万円)を抽選で5人に贈る。優勝しなくても、公式戦の勝利数と同じ人数に抽選でタオルなどのグッズが当たる。 サービスは1年間限りで、申し込みは2月1日~6月30日。ケイ社によると、タイガースのファンクラブの会員数は10万人超といい、広報は「一緒に関西を盛り上げたい。負けても電灯は暗くなりません」。
魅力ある農村社会の構築などを目指す女性組織、盛岡地方生活研究グループ連絡協議会(三浦美恵子会長、13グループ約80人)は30日、滝沢市砂込の盛岡農高(菊池郁聡校長、生徒436人)で「食の交流会with盛岡農業高校生」を開いた。人間科学科食物研究班の2年生7人が、昨年と今年7月に仕込んだ「南部黒平豆(雁喰豆)」のみそを使い、地域の人たちから郷土料理の作り方を教わった。 全文を読む 盛岡と仙台の劇団が合同公演 演劇ユニットせのび&三桜OG劇団ブルーマー 「劇作る楽しさ感じて」 来月2、3日に風のスタジオ 2023-11-30 同じ東北の地で2016年に結成された演劇ユニットせのび(盛岡市)と三桜OG劇団ブルーマー(仙台市)の初の合同公演「せのブル はじまりの回『やっほー!ハワユー?』」が12月2、3の両日、盛岡市肴町のいわてアートサポートセンター風のスタジオで上演される。「ブルーマー」はメンバ
東日本大震災で被災した釜石市中心部に新たに整備された飲食店街「釜石漁火(いさりび)酒場 かまりば」が27日、グランドオープンし、同市大町の現地でセレモニーが行われた。この日は昨年12月にプレオープンした2店舗を含む6店舗が開店。活気ある飲食店街再興に向け大きな一歩を踏み出した。 関係者ら約30人が出席。野田武則市長が「釜石の新しい飲みどころ、食べどころとして多くの人に親しんでほしい」と呼び掛けた。 新飲食店街は市と大和リース(大阪市、森田俊作社長)が広さ1165平方メートルの市有地に軽量鉄骨造り平屋建て(延べ床面積394平方メートル)で整備。被災事業者7店舗、新規5店舗の計12店舗が4月下旬までに順次オープンする予定だ。 【写真=鏡開きでグランドオープンを祝う関係者】
県が東日本大震災に伴い内陸に避難する被災者のための災害公営住宅3棟(50戸)を盛岡市月が丘の県営住宅「備後第一アパート」用地に整備することが27日までに分かった。1棟は2017年度内に完成予定で、近く仮入居募集を行う見込み。盛岡市内には避難者のニーズを踏まえ、さらに112戸を整備する計画で建設地の選定作業を進めている。 災害公営住宅は、老朽化した県営住宅を解体するなどして建設する。盛岡市復興交付金事業計画によると、3棟はそれぞれ24戸、18戸、8戸。17年度に1棟が完成し、18年度中に残る2棟を完成させる。事業費は約14億円で、国の復興交付金を活用する。 県は盛岡市内に計162戸の災害公営住宅を建設する計画で、残る112戸について市と連携して建設場所の選定作業を進めている。建設会社などが自社保有地に建設した建物を県が買い上げる「敷地提案型買い取り方式」なども含めて検討している。
<楽天>岩泉球場の復旧支援 社長が意向 プロ野球東北楽天の立花陽三社長は27日、昨年8月の台風10号豪雨で被災して使えなくなった岩手県岩泉町の楽天イーグルス岩泉球場の復旧について「町と相談しながら、できる限りの協力をしていきたい」と支援する意向を示した。5月17日に岩手県営野球場(盛岡市)で開催する日本ハム戦のPRで県庁を訪れ、取材に応じた。 立花社長は昨年9月に銀次選手と被災直後の球場を視察。大量の土砂で埋まったグラウンドに衝撃を受けたという。同球場の復旧工事は2017年度に始まる予定で、利用再開は18年春以降を見込んでいる。 球団は、被災者の主催試合招待や本拠地「Koboパーク宮城」(仙台市宮城野区)での物産販売などの被災地支援も検討する。 立花社長は「スポーツを通して元気を届けるのが企業理念。岩泉の復興に向けて継続的にやっていきたい」と語った。
第89回選抜高校野球大会(3月19日から12日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が27日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、東北から昨秋の東北大会を制した仙台育英、準優勝校の盛岡大付(岩手)が選ばれた。戦力以外の要素を加味する21世紀枠では不来方(こずかた、岩手)が選出された。岩手県からの2校選出は初で、岩手では前回の選抜大会も釜石が21世紀枠で選ばれている。 ◇ 不来方は部員わずか10人での奮闘が実った。昨秋の県大会で準優勝し、東北大会に進出。小山監督は「人数ではないことを証明できた」と感慨深げに話した。 練習時間の9割を打撃に充て、少人数では効率が悪い守備練習などはほとんどしなかった。小比類巻主将は「自分たちは打って勝つしかない。緊張する舞台でもいつも通りのスイングができるようになった」。1人当たりが打ち込む時間が必然的に長くなった結果、大きな自信を手に入れた。 少子化
不来方(こずかた)は、部員10人で甲子園に乗り込む。21世紀枠での選出が決まり、創部29年目で春夏通じて初の切符をつかんだ。少人数で守備練習が難しいが、打撃中心の練習で力をつけ、昨秋の岩手大会では準優勝した。 みぞれが降る午後3時1分、不来方の校長室の電話が鳴った。その瞬間、ごく普通の野球部員10人が甲子園球児に様変わりした。エース兼4番打者の小比類巻圭汰主将(2年)は「10人を言い訳せずにやってきた。今日は朝からそわそわしていた。決まったのを聞いたときにはやったな! と思った。試合でも楽しく勝つ、という野球をやりたい」と宣言。部員10人に女子マネジャー3人の計13人で聖地に乗り込む。 ハンディは人数だけではない。現在は雪のためグラウンドが使えない。体育館はバスケットボール部やバレーボール部などが使うため、その周辺の空いたスペースが練習場所となる。5人ずつに分かれ、素振りと筋力トレーニング
世界9位のラファエル・ナダル(30=スペイン)が3年ぶり4度目の決勝に進んだ。同15位のディミトロフ(ブルガリア)に5時間近い熱戦の末、6-3、5-7、7-6、6-7、6-4のフルセットで破り、明日29日の決勝で4大大会歴代最多17度の優勝を誇るフェデラー(スイス)と対戦する。男女の決勝で4選手全員が30歳以上なのは、68年オープン化以降初めて。 時計の針は午前1時近かった。2日がかりの大熱戦は最後、ディミトロフのバックがアウトし、幕が下りた。ナダルは思わずうつぶせになり、勝利をかみしめると「言葉なんかで言い表せない(喜び)」。4大大会としては優勝した14年全仏以来の決勝に「また戻って来られるとは思わなかった」と感激に浸った。 最終セット、ようやく全盛期のナダルが戻った。それまで浅くなっていた球が深く入り、相手を押し込んだ。最終セットの第8ゲームで3-5となるピンチを2本連続でしのいだ。続
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く