一関市博物館が作製した大槻文彦をPRするオリジナル法被。文彦が編纂した国語辞書「言海」のタイトルや語釈があしらわれている 一関市厳美町の市博物館は、地元ゆかりの国語学者・大槻文彦(1847~1928年)をテーマにした法被を作製した。文彦が編纂(へんさん)した日本初の近代国語辞書「言海」にある語句の解釈(語釈)などをあしらったユニークなデザインで、先人の業績を広く発信する。 文彦は一関市出身の蘭学者大槻玄沢(1757~1827年)の孫。文部省から辞書の編纂を命じられ、16年もの歳月をかけて「言海」を完成させた。 文彦に関する資料などを常設展示している同館が、PRに役立てようとオリジナル法被を作製。「言海」のタイトルからイメージした青海波(せいがいは)の伝統文様のほか、文彦の写真、辞書の奥書きに記されている祖父玄沢の言葉「遂げずばやまじ(成し遂げるまでやめない)」を大胆にあしらった。 両
マダラの水揚げ量が6年連続で日本一という港がある。東日本大震災で大きな被害を受けた宮古港(岩手県宮古市)だ。震災からまもなく6年、「宮古の真鱈(まだら)」を復興を後押しする地場産品に育てようという動きが広がっている。(石田征広) ◇ 「宮古の真鱈」は鮮度の良さで知られている。その理由の一つは漁獲から出荷までの時間が短いことだ。 マダラは底引き網とはえ縄で漁獲される。宮古市魚市場で入札するマダラの7割を水揚げする底引き網漁船が出港するのは午前2〜3時ごろ。宮古港での水揚げは午後1時ごろから始まる。この間、12時間足らず。入札に間に合えば、県外にもその日のうちに出荷できる。 もう一つの理由は徹底した品質の保持だ。マダラは鮮度が落ちるのが早いため、漁獲後の船上から直接水揚げして入札、業者に引き渡す。低温管理も徹底する。震災後はさらなる品質向上を目指して、漁獲したマダラを船上で活け締めにし、血抜き
昨年8月の台風10号豪雨で工場が被災した岩泉町乙茂(おとも)の岩泉乳業(山下欽也社長)は25日、現地で新第2工場の安全祈願祭を行った。被災前の第2工場と第3工場を合わせた規模の工場を建設。ヨーグルトなどの製造再開に向け、8月の完成を目指す。 祈願祭には関係者約90人が出席し、伊達勝身町長は「町だけでなく日本を代表するブランドに作り上げてきた。力を合わせれば必ず乗り越えられる」とあいさつ。山下社長は「1年以内の復旧復興が大事だと思っていた。しっかりとした製品を消費者にお届けしたい」と誓った。 新工場は鉄骨2階建てで敷地面積7925平方メートル、延べ床面積1860平方メートル。生乳を集めて一時保管するコールドセンター機能を本社工場から移設する。 【写真=ヨーグルトなどの製造再開に向け、新工場建築の安全を祈願する山下欽也社長(左)】
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