27日午後7時25分ごろ、東京都千代田区の都営地下鉄新宿線神保町駅のホームで、40代とみられる男性が本八幡発調布行き普通電車の先頭部分に接触し、約10メートルはね飛ばされた。ホーム上にいた20~30代とみられる別の男性2人にも衝突。3人は負傷したが、いずれも意識があり、命に別条はないという。 警視庁神田署や東京消防庁によると、はねられた男性は頭や胸を打つなどして重傷とみられ、病院へ搬送された。巻き込まれた2人も重傷や軽傷とみられる。
5月1日に運行を始めるJR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」(10両編成、定員34人)の報道関係者向け試乗会が26日に行われ、上野-宇都宮間(約105キロ)を往復した。4面ガラス張りの展望車の内部が初めて公開。同社の高橋敦司・営業部担当部長は「ご協力いただいた地域の皆様の思いを乗せ、鉄道の新しい未来を築いていきたい」と抱負を語った。 先頭と最後尾に配置された展望車は、天井まで広がる大きな窓が特徴。木の枝で覆われたようなデザインの壁から自然光が室内に木漏れ日のように注ぐ。定員6人のソファ席は車窓に向けられ、窓の外に流れる田園風景をくつろぎながら眺めることができる。 明るい間取りのラウンジカーでは、ピアニストが生演奏を披露。バーテンダーがオリジナルカクテルを提供した。ダイニングカーでは、訪れる土地の食材を生かしたフランス料理が用意された。 内装に木材や和紙などの素材を取り入れ、和洋折
JR東日本が5月1日から運行を開始する超豪華寝台列車「トランスイート四季島(しきしま)」に26日、試乗した。上野-宇都宮を結ぶ約105キロ。贅(ぜい)を尽くした客室で受ける高級ホテルのようなサービス、地元の食材を用いた料理、何もかもが超一流だ。最高倍率76倍、3泊4日で最高96万円のプラチナチケットを体験した。(社会部 池田証志) 午前9時34分、JR上野駅13.5番線。人気映画「ハリー・ポッター」を想起させるレトロな装飾の専用ホームから、四季島がゆっくりと動き出した。 シャンパンゴールドの外装の先頭車は展望車で、今回が初公開。4面ガラス張り、天井まで広がる大きな窓が特徴だ。樹木の枝で覆われたようなデザインの壁を抜け、自然光が木漏れ日のように注ぐ。定員6人のソファ席は車窓に向けられ、窓の外に流れる田園風景をくつろぎながら眺めることができる。窓の外に目をやると、赤ちゃんを抱いた若いお母さんが
兵庫県教委は25日、同県西宮市内のスーパーで万引を繰り返したなどとして、同市立今津小学校の女性教諭(25)を懲戒免職とするなど、教諭2人を懲戒処分にしたと発表した。 県教委によると、女性教諭は3月9日午後6時半ごろ、勤務後に立ち寄った同市内のスーパーで食料品など24点(約5千円相当)を万引したとして、同店の警備員に取り押さえられた。西宮署が今月12日、窃盗容疑で神戸地検尼崎支部に書類送検したという。 県教委の調査に対し、女性教諭は昨年12月下旬以降、十回程度万引を繰り返したと説明。「回数を重ねるごとにエスカレートしてしまった」と話したという。県教委は「複数回も万引を繰り返した行為は教諭としてふさわしくない著しい非行」と判断。地方公務員法に基づき免職処分とした。 一方、当時中学2年だった男子生徒の腹を殴ったとして、南あわじ市立中学校の男性教諭(49)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした
神戸市立須磨海浜水族園(須磨区)は、3月に生まれたゴマフアザラシの雌の赤ちゃんの愛称を募集している。 赤ちゃんアザラシは3月11日に誕生した。ミルクをよく飲んで順調に育ち、体重も生まれた当初の約2倍の16・4キロにまで成長。赤ちゃん特有の白い毛は抜け落ち、まだら模様の毛に生え替わった。 すでに乳離れしており、「現在は魚を食べる練習中」(同園担当者)。健康管理のためサブプールで過ごしていたが、今月20日ごろから母親と同じメインプールで同居し始めた。 応募方法は、園内にある専用用紙に記入して投函 (とうかん)箱に入れる。5月7日まで。同園スタッフが選定し、同月中旬に園のホームページで発表するとともに名付け親に選ばれた人を招待して命名式を開く。問い合わせは同園(電)078・731・7301。
北朝鮮が16日に発射した弾道ミサイルは直後に爆発したとみられるが、実戦配備済みの中距離ミサイルは日本を射程に収める。鍵を握るのは自衛隊のミサイル防衛(MD)システムだ。ただ、ミサイル迎撃に成功したとしても、それで国民の安全が確保されるとはかぎらない。ミサイルの破片や猛毒が飛散して害を及ぼす恐れがあるからだ。 北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合、自衛隊は海上配備型迎撃ミサイル「SM3」と陸上配備型の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の二段構えで迎え撃つ。このうち、PAC3は首都圏などの大都市圏を中心に配備され、本土上空の高度十数キロで迎撃する。 「高い所で衝突するので破片は数キロから数十キロの広さで飛散するのではないか。破片の重さが100キロを超える可能性はある」 自衛隊関係者は迎撃後に想定される被害について、こう説明する。PAC3が迎撃する弾頭は超音速で落下。重さ約300キロのPAC3が
観光バスの運転手がツアー中に覚醒剤を使用したとして、大阪府警泉佐野署は24日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、千葉県いすみ市のバス会社「三和交通」運転手、藤間弘記容疑者(40)=同県佐倉市六崎=を逮捕したと発表した。「覚醒剤の効き目で運転に集中でき、逆に安全運転できた自信がある」などと容疑を認めている。 逮捕容疑は4月12日夜、滞在中の同府泉佐野市のホテルで覚醒剤を使用したとしている。 同署によると、藤間容疑者は今月9日、成田空港で外国人観光客ら24人を乗せて東京や京都などをバスで巡り、12日にツアーを終えて泉佐野市のホテルに宿泊。翌13日、新たなツアーの出発時間になっても現れず、ホテル従業員が部屋から呼び出すと、藤間容疑者が千鳥足でバスに乗車した。制止した従業員に腕を振り回して暴れたため、ホテル側が110番した。 藤間容疑者はツアー中の10、11日に覚醒剤を毎晩2回ずつ、12日も2回
めぐみちゃん、こんにちは。今年も春がめぐってきました。卒業式、そして入学式の季節です。お父さんは40年前の春、中学校の学生服を着ためぐみちゃんを桜の木の下で撮りました。特別にきれいな桜。体調を崩して入学式を欠席した後でした。ようやく治りかけのめぐみちゃんが「こんな顔じゃ嫌だよ。恥ずかしい」と嫌がるのを連れ出しましたね。私たちにとって大切な写真です。その年の冬、めぐみちゃんはいなくなりました。 お母さんは寂しさが募り、それを振り払いながら一生懸命、救出運動を頑張っていますよ。めぐみちゃんが拉致され、どれだけ季節がめぐっても、姿がない40年が過ぎようとしています。どうにか希望を持って、闘っています。 何の前触れもなく姿を消しためぐみちゃんが北朝鮮にいることを知ったのは、20年もたった平成9年でした。「生きていたんだ!」と信じられない気持ちで、皆で大喜びしました。そして同じ年、他の拉致被害者の家
福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で現金約3億8千万円が強奪された事件で、被害者の男性会社員が過去にこの支店を利用した際、1人で多額の現金を支店から運び出していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、男性の行動パターンを把握した犯人グループが、多額の現金を引き出すタイミングを計画的に狙ったとみて調べている。 県警などによると、男性は東京都内の貴金属店に勤務し、金塊を買い付けるため事件2日前に福岡入りした。過去にも貴金属の取引直前に福岡支店で現金を引き出したことがあり、多額の現金でも行員が支店の外まで付き添うことはなかった。 男性は強奪事件が起きた20日も警備を付けず1人で来店。現金をキャリーバッグに詰めて支店を出て、市道を挟んで向かいの駐車場でレンタカーに積み込む直前、男らに襲われた。男らは同じ駐車場に止めていたワゴン車で逃走した。 男性はスプレーのようなものを吹き掛けら
2016年11月30日、ベストドレッサー賞発表・授賞式に姿を見せた際の中川俊直氏=東京都内のホテル(撮影・戸加里真司) 女性問題が発覚し、自民党を離党した中川俊直衆院議員の問題が国会審議にまで影響を与えている。ただ、自ら説明をしない中川氏を党内で擁護する声はほとんどない。執行部は離党で事態を収拾したい考えだが、平成24年衆院選で初当選し2期目の中川氏の同期は不祥事が絶えない魔の2回生で、次期衆院選にも暗い影を落とす。 「私の経験で言えば、うまくいってるときが一番注意をしないといけない」 自民党の二階俊博幹事長は21日、記者団にこう語り、党内の引き締めを急ぐ考えを示した。18日の問題発覚後も二階氏に報告すらしない中川氏に対し、問題をこれ以上放置できないと判断した執行部が21日にようやく引導を渡したのだ。 野党は一斉に批判を浴びせた。民進党の山井和則国対委員長は「『安倍1強政治』が生んだ政治の
台風10号豪雨で大きな被害を受けた岩手県岩泉町の「道の駅いわいずみ」が20日、8カ月ぶりに全館の営業を再開し、多くの人でにぎわった。 町の第三セクター、岩泉ホールディングスが運営する道の駅は、年間利用者が15万人に上り、年17万人が訪れる日本三大鍾乳洞の龍泉洞と並ぶ観光スポットとなっている。新鮮な野菜や果物の産地直売に、龍泉洞の水やホルモンなどの特産品がそろい、短角牛など地元グルメが楽しめるレストランもある。 約1億6800万円をかけて復旧し、大型連休前の全館再開にこぎつけた。式典で伊達勝身町長は「未来に向けて頑張るスタートにしたい」とあいさつ。テープカットで再開を祝った。 台風で自宅が被災し、仮設住宅で暮らす佐藤静子さん(62)は「食事や特産品の地方発送でよく利用していた。希望が見えたというか、一歩前に進めそう」と笑顔で話していた。
民家に侵入して現金などを盗んだとして、府警は20日、窃盗容疑などで、いずれも韓国籍の自称雑貨販売業、尹大栄(58)と自称大工、金福萬(52)の両被告=別の窃盗罪などで起訴=を再逮捕した。2人は「窃盗目的で来日した」と供述し、容疑を認めているという。 府警捜査3課によると、2人は昨年8月以降、5回来日。そのたびに空き巣を繰り返していたとみられ、京都市や兵庫県など5都府県で少なくとも3300万円の被害が確認されている。 再逮捕容疑は2月24日午前10時15分〜午後0時20分ごろ、同市東山区の会社社長の男性(66)方の勝手口をバールでこじ開け侵入し、現金3万3千円とネックレスなどの貴金属37点(約735万円相当)を盗んだとしている。
日本郵政が直面した巨額の減損処理は、平成27年11月の上場以降、厳しい経営環境が続く同社にとって大きな打撃だ。日銀のマイナス金利政策により、ゆうちょ銀行などグループ各社も厳しい経営が続く。政府が準備中の日本郵政株の追加売却にも影響する恐れがある。 オーストラリアの物流最大手のトール・ホールディングスの買収は、27年当時、日本郵政社長だった西室泰三氏が主導した。約6200億円の巨額買収に、当初から「高値づかみ」と懸念する声が根強く、社内からは西室氏の負の遺産との見方も出ていた。 減損損失を計上しても、現金が企業から流出するわけではない。ただ、最終損益の押し下げ要因となり、自己資本比率の低下など財務体質悪化につながる恐れがある。日本郵政の場合、政府の郵政株の追加売却にも影響が出かねない。 ただ、与党関係者からは「どれだけ早く膿(うみ)を出すかの問題だった。金融庁や官邸も静観しており、正解だと思
福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で現金約3億8千万円が男らに強奪された事件で、東京都在住の被害男性(29)が事件の2日前に福岡入りし、事件当日の20日はレンタカーで移動していたことが21日、分かった。現場となった駐車場では容疑者らが男性の車のすぐ近くにワゴン車を止めて待ち伏せしており、福岡県警は、男性の行動を事前に把握して周到に計画を立てていた可能性があるとみて調べている。 ■福岡空港、多額現金持つ韓国人グループ…強奪を否定 捜査関係者によると、男性が勤務している都内の貴金属店は、普段からみずほ銀行を利用していた。男性はこれまで取引のために頻繁に福岡に来ており、今回も金塊を買い付けるため18日に福岡に入った。 事件当日、男性は福岡支店で引き出した現金をキャリーバッグに詰めて店を出て、市道を挟んで向かい側の駐車場でレンタカーに積み込む直前に男2人に襲われた。男らは同じ駐車場の数台離れたスペ
九州最大の繁華街、福岡市中央区天神で20日、約3億8千万円が強奪される事件が起きた。福岡市中心部では昨夏も、約6億円の金塊を盗まれる事件が発生した。相次ぐ事件に、市民から治安悪化を不安視する声が上がった。 昼休みの会社員らが行き交う午後0時半ごろ。大通りに面したみずほ銀行福岡支店から現金を引き出した男性(29)が、2人組の男に襲われた。現金を強奪すると、路地に面したコインパーキングから、白いワゴン車で逃走したとみられる。 ワゴン車は、福岡市役所の前を通過した。市役所北玄関にいた男性警備員は「怒声のような大きな声が聞こえた。何事かと思っていると、しばらくして覆面パトカーが猛スピードで走っていくのが見えた。こんな時間に強盗事件が起きるなんて」と語った。 現場付近は天神の中心部で渋滞することも少なくない。事件直後に現場近くに駐車し、休憩していたタクシー運転手、田淵道夫さん(53)は「この辺りは信
福岡市中心部の天神で現金約3億8千万円が強奪された強盗致傷事件で、福岡県警は20日夜、同市内の福岡空港で多額の現金を持った韓国人の男ら数人を発見、確保した。容疑者の可能性があるとみて事情聴取を始めた。 県警によると、男らが確保されたのは福岡空港の国際線ターミナルだった。強奪した現金を海外に持ち出そうとしたとみている。 事件は20日午後0時25分ごろに発生。東京都足立区の男性会社員(29)から福岡市中央区天神1丁目のみずほ銀行福岡支店から引き出した現金3億8400万円を男らに奪われたと110番があった。男らは3人組とみられ、同支店前の向かい側の駐車場でスプレーのようなものを吹き掛けられて強奪された。 被害男性は顔やのどに軽傷。東京都内の貴金属店に勤務し「引き出した金で金塊を買い付ける予定だった」と話している。 県警は中央署に155人態勢の捜査本部を設置。捜査関係者によると、空港で確保された男
【ソウル=桜井紀雄】韓国の聯合ニュースは20日、大気中の放射性物質を採取する米軍の特殊偵察機WC135が同日、沖縄の米空軍嘉手納基地から日本海上空に向け、飛び立ったと報じた。政府消息筋の話として、北朝鮮による6回目の核実験に備えた活動との見方を伝えている。 米軍は、2006年の1回目の核実験以降、北朝鮮が実験を行うごとに2機あるWC135のうち、1機を派遣し、放射性物質の探知に当たってきた。今回も6回目の実験に備えて同機を派遣。7日に嘉手納基地に到着していたという。 20日の発進は、本格的任務に向けた準備の可能性が高いという。 聯合ニュースはまた、「北朝鮮が20日、中国に核実験を行うと通知した」との未確認の情報があり、韓国外務省や国防省が確認に追われたとも伝えた。情報の真偽は不明。
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