インタビューに応じる横浜市の山中竹春市長=2021年9月1日午後4時28分、横浜市役所、松沢奈々子撮影 8月30日に就任した横浜市の山中竹春市長が、旧米軍上瀬谷通信施設(瀬谷、旭区)の跡地利用に関し、朝日新聞のインタビューに応じた。テーマパークを核に年間1500万人の集客をめざす市の構想を巡り、山中氏は構想の是非を再検討すべきだとの考えを示した。相鉄線瀬谷駅と跡地を結ぶ新交通システムについても、跡地利用を見極め、建設の可否を判断する考えを示した。 【画像】米海軍の色あせた看板が立つ上瀬谷通信施設の跡地 市は昨年3月、跡地に「テーマパークを核とした複合的な集客施設」を誘致し、将来的に年間1500万人の来訪者を見込む計画をまとめた。土地の約45%を所有する民間地権者でつくる「まちづくり協議会」の意向を受け、相鉄ホールディングスが「超大型テーマパーク」開発を検討したが、今年春に断念。大手不動産会