オブジェクト指向の特徴の一つに「データと振る舞いを一つにまとめる」 というものがあることは今更言うまでもありません。ですが、Hibernate を利用する際に使われるDAOパターンなどはデータそのものと、それらを 挿入・更新・削除する振る舞いとが分離された形になっています。 オブジェクト指向の原則に従いデータと振る舞いはあくまで一つに まとめるという考え方と、場合によっては両者が分離しても良いと する考え方のどちらの立場を取るのかといったことについては熱い 議論が交わされているようです。 ちょっと前の話になりますが、arclampさんのBlogでは上記のそれぞれの 立場がPoEAAで言うところの「Transaction Script」と「Domain Model」 の考え方に置き換えられる形でディスカッションが交わされていました。 http://www.arclamp.jp/blog/ar