店主の小野です。 今回もカレイ煮付けの話題です(しつこくて申し訳ありません)。 実は、先日のテレビ局での収録の際に気がついたのですが、以外にカレイ煮付けを上手に食べることができない人が多いみたいです。 特に若い女性は、骨やヒレの構造が分からないために不用意に骨を噛んでしまい、煮魚の苦手意識の原因にもなっているのかも知れません。 そこで、今日は食べ方のレクチャー・・・と言うより、どこに箸を入れたらいいのかをポイントをお伝えします。 これは、正式な作法ではありません。あくまでも、自分自身の経験によるものですのでお含み置きを。 1.まず最初に、縁側の手前あたりに箸で切れ目をいれます。 2.次が最大のポイント(少々大げさですが)。箸を多少寝せるようにして 縁側の方に身をめくるように持ち上げていくのです。この時、縁側部分のヒレ(小骨あり)は、魚に残したまま、上身だけを外すようにするのがポイントです。