今日4月22日は、アースデイ。地球環境のことを考え、行動していく日として、日本も含め世界各地で環境関係の催しが行われている。現在、様々な環境問題があるが、中でも人類の存亡すら左右しかねないのが、地球温暖化だ。山本良一・東京大学名誉教授は、「人類に残された時間はあと20年程度。それ以上、対策を引き延ばせば本当に手遅れになる」と訴える。山本教授に、地球温暖化の現状や今後、求められている対策について聞いた。 〇温暖化の暴走が始まりつつある!北極の海氷の変化(1984年と2016年)。[https://www.youtube.com/watch?v=Vj1G9gqhkYA&feature=youtu.be NASA発表の動画]より。 「北極圏の海氷が年々減り続け、このままでは、温暖化による影響がさらなる温暖化を招く、『ポジティブ・フィードバック』が始まってしまう」と山本教授は言う。「カナダやロシア