日本赤十字社では、輸血用血液製剤の安全性を確保するために、献血いただいた血液について、感染症検査を実施しています。 梅毒トレポネーマ検査、HBV検査、HCV検査、HEV検査、HTLV-1検査の結果については、異常が認められた場合、希望された方には親展郵便によりお知らせしていましたが、今までお知らせしていなかった偽陽性の結果についても、2021(令和3)年11月26日より順次お知らせすることとしました。偽陽性とは、感染症の原因となる病原体本体や病原体に対する抗体がないことが明らかである場合でも陽性と判定されることです。 この度、お知らせの対象となった皆さまは偽陽性である可能性が高いため、健康上の問題はないと考えられます。しかしながら、日本赤十字社で行っている感染症検査において偽陽性と判定される方の多くが、次回の検査でも偽陽性と判定されます。医薬品である輸血用血液製剤の安全性を確保するために、