細木 数子(ほそき かずこ、1938年〈昭和13年〉4月4日 - 2021年〈令和3年〉11月8日)は、日本の作家、占術家、宗教家。テレビ出演の際の肩書きは心照学研究家、人間学研究家などと称する場合もある。下記のようにかつては実業家でもあった。東京都渋谷区出身。おひつじ座。養子は占術家の細木かおり。中国の易学から編み出したとされる「六星占術」の創始者[1]。 経歴[編集] 生い立ち[編集] 東京・渋谷に生まれた。父・之伴の許には大野伴睦や、松葉会会長の兄などが出入りしており、暴力団関係にも幅広い人脈をもっていた[2]。之伴は太平洋戦争が始まるころ、政治活動から身を引き、「ロマンスクラブ」という名前のカフェを始めた[3]。「ロマンスクラブ」はやがて「南海」という名に改められた。 1945年[4] 2月、(数子が満6歳のとき)父・之伴は70歳で病没した[5]。店は「娘茶屋」という名に変わった。