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ブックマーク / lansen.hatenadiary.org (4)

  • (3) - Lansenの現実逃避日記

    大変長期間放置して申し訳ありませんが、ようやく続きです。 改めてSSDの寿命とは? 前回までの内容を簡単にまとめると、以下のような感じです。 NANDフラッシュの書き換え回数が増えると、ビットエラーの発生率が上昇する SSDUSBメモリなどのコントローラは、ビットエラーが多くなったブロックを無効化する 無効化されたブロックが増え、SSD内に設けられた予備領域が使い果たされると、そのSSDは"寿命"を迎える ビットエラーには、書き込みエラー(書いた瞬間にエラーがある)、保持エラー(書き込みから時間が経つとエラーが発生する)、リードディスターブ(多数回の読み込みを行うとエラーが発生する)の3種類がある NANDフラッシュの種類によっては、保持エラーが非常に大きくなることもある。一方、リードディスターブは概ね無視できるほど小さい SSDをはじめとするNANDフラッシュの"寿命"を平均書き換え回

    (3) - Lansenの現実逃避日記
  • JMF602搭載SSDのプチフリのメカニズムについて(4) SLC編 - Lansenの現実逃避日記

    SLC製品におけるプチフリチェック 前回までの記事と同様のテストを、TS8GSSD25S-S(8GB, SLC)でも行ってみました。その他のハードウェア構成は同一です。 このSSDはSLCを搭載しており、ブロックサイズが1MBとかなり小さいという特徴があります。 Random Writeの結果 これは、4KBの書き込みをランダムなアドレスに行ったときの書き込み時間のグラフです。右上の数値はテストに使用したファイルサイズであり、縦軸が書き込み時間(対数)、横軸が何番目の書き込みかを示します。 500MB以上のファイルサイズの場合、MLC同様のピークが見られます。この結果から、やはりSLCでもプチフリ現象が発生していることがわかります。ただし、ピークの大きさはかなり小さく、最大で115ms程度または160ms程度でした。 アドレスジャンプ距離と初プチフリ発生回数 ジャンプ距離 0.5MB 1M

    JMF602搭載SSDのプチフリのメカニズムについて(4) SLC編 - Lansenの現実逃避日記
    iww
    iww 2009/04/27
  • JMF602搭載SSDのプチフリのメカニズムについて(3) - Lansenの現実逃避日記

    システムデータの回復時間 システムデータのガベージコレクションが終了するまでの時間を測定してみました。 前回の記事までのテストは、テスト開始までに5分間の待ち時間を取っていました。今回は、その時間を短くした際にどうなるかを計測してみます。一度プチフリ現象が発生するまで16MBジャンプの書き込みを行い、表の上段の待ち時間の間は何もせず、その後もういちど16MBのジャンプ書き込みを行って、初プチフリが観測されるまでの回数を計測しました。 待ち時間[秒] 10 30 60 90 120 150 180 初プチフリ[回] 8 24 50 73 77 77 77 全てのシステムデータが解放されるまでに、なんと90秒以上の時間がかかっています。 次に、待ち時間に何もしないのではなく、90秒間ずっとランダムリードを行ってみたところ、全くシステムデータが解放されず、3回目にはもうプチフリ現象が発生してしま

    JMF602搭載SSDのプチフリのメカニズムについて(3) - Lansenの現実逃避日記
  • SSDのデフラグの効果を検証 - Lansenの現実逃避日記

    2009/02/14: PerfectDisk 2008の"空き領域の結合を重視"オプションをつけた結果を掲載しました SSDにおける断片化の影響について SSDにはデフラグは不要という主張を時々目にしますが、実際にはSSDもデフラグの効果はあります。ただし、Windows標準のデフラグはあまり効果がありません。 SSDは、ランダムリード速度に優れたストレージです。そのため、書き込み済みのファイルが断片化していても、そのファイルの読み込み速度はあまり低下しません。 一方、JMF602搭載製品など、一部のSSDはランダムライトがHDDより遅いという欠点を持っています。それらのSSD上の空き領域が断片化していると、書き込み速度が低下してしまいます。Windows標準のデフラグは、積極的に空き領域のデフラグを行わないため、書き込み速度を回復させる効果は高くありません。 空き領域の断片化は、書き込

    SSDのデフラグの効果を検証 - Lansenの現実逃避日記
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