コマンドラインオプションの処理を行おうと思うと、 main関数の引数を利用すれば良く、 あとは自分で決めたルールに従いパースすればよい。 ただ、各プログラムごとに必要となる引数やその意味などは異なって当たり前だが、 引数の与え方、引数のフォーマット、という観点では、 ある程度標準的な方法をとった方がプログラマ・ユーザ双方にとってメリットがある。 例えばlsというコマンドで、"."から始まる隠しファイルも含めて表示させるオプションは-a、 パーミッション情報など詳細情報を表示させるオプションは -l である。 両方のオプションを同時に指定する場合は、 ls -a -l や ls -l -a と、どちらを先に指定してもよいし、 ls -la といった形でまとめて指定しても同じ意味になる。 また、コンパイルで利用するgccでは、gcc -o hoge hoge.cといった形で、 -oオプションの