12年前、1人は岩手のサラリーマン、1人は大阪の大学院生でした。そんな2人はいま永田町に通い政治家へのロビー活動を続けています。 「大災害から助かった人が、死にたいと感じてしまう社会はおかしい」 「誰かがやらないといけない。なら知ってしまった私がやればいい」 国の制度がおかしい、十分ではないと感じた時、そのままにしてしまうのではなく、2人は実際に行動を起こしました。目指すゴールとは。 (盛岡放送局記者 高橋広行)
東日本大震災から9年8カ月となる11日、東北電力女川原発2号機の再稼働が事実上、決まった。村井嘉浩知事がこの日、地元の女川町の須田善明町長と石巻市の亀山紘市長と会談し、再稼働に必要な地元同意を表明した。ただ、地元が不安を感じている避難道路の整備にどう具体的に取り組むのか、知事から明快な言葉はなかった。 会見での村井嘉浩知事との主なやりとりは次の通り。 ――知事のなかでの判断のポイントは。 民意の代表である県議会や全市町村長、立地自治体の首長が(再稼働に)理解を示したことが大きかった。 ――再稼働の必要性は。 一人の政治家として原発について考えはあるが、それをみなさんの前で話すことで、県議会の判断や市町村長の判断にくもりが出てはいけないと控えてきた。 私は再稼働は必要だと考えている。原発がある以上、事故が起こる可能性はある。事故があったからダメとなると、すべての乗り物を否定することになる。技
今村復興大臣は25日夜、自民党の派閥のパーティーで講演し、東日本大震災の復興に関連して、「まだ東北のほうだったからよかった」などと述べました。その後、今村大臣は、誤解を招きかねない発言だとして撤回し、謝罪しました。 このあと、今村大臣はみずからの発言について、記者団に対し、「東北でもあれだけのひどい災害だったので、これが首都圏に近いほうだったら、もっととんでもない災害になっているという意味で言った。決して東北のほうでよかったという趣旨ではない。取り消させていただく」と述べ、撤回しました。 そのうえで今村大臣は、「ご心配いただいたことについては、改めてしっかりとおわびを申し上げる」と述べ、謝罪しました。
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