鉄道やバスの公共交通で利用するICカード「PASMO」システムについて、山梨交通は5日、運行路線バス(40路線)に導入すると発表した。相互利用機能を生かし、同社では通勤・通学者がJR中央線と同社バスを共通ICカードとして利用でき、県内を訪れる観光客にも日常利用するカードでバス運賃が決済できることから、誘客効果が期待できるとしている。 システム導入は12月7日を予定。現在使用している同社独自のICカードはシステム切り替えのため11月末で利用を停止するが、主に韮崎・北杜市、富士川・身延町方面で運行する山交タウンコーチバスは継続利用が可能。PASMOでは切り替え後、乗車区間が設定されている定期券でも他の区間で利用できるようになる。