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歴史と世界史に関するizmiiのブックマーク (5)

  • nix in desertis:早稲田大17番の再検証

    書籍版の改稿のためのメモを兼ねて。思考の垂れ流しなので読みづらかったら申し訳ない。答えが全くわからなかった早稲田大商学部の17番についてである。まず,問題の要件を再確認したい。読者諸氏にとっては申し訳ないことに後出しのようになるが,先の記事よりも少し長めに問題文を引用すると,実は次のようになる。 「前漢の数字(編註:人口約6000万人のこと)は,その最盛期といわれる武帝の時代から約80年後のもので,この数年後に漢は一時中断するが,この時期にあっても帳簿上は十分な数を確保していたことになる。後漢の光武帝時は戸口ともに前漢の約35%程度に落ち込んだが,2世紀に入るとほぼ回復した(編註:人口は約5600万人)。」 そしてこの文章の「2世紀に入るとほぼ回復した」に下線が引いてあって,下線部についての問いとして「その理由として妥当なものはどれか」と聞いているのが問2,すなわちここでいう早稲田大の17

    izmii
    izmii 2017/03/22
    お役に立てたのなら嬉しいです/現山東だけでちゃんと数字取ると4も微妙でしたか、、戸籍人口の性質(逃散等)も考えると3が一見正しそうに見えるんですが特に増えた(回復した)という話は見かけないんですよね。。
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2017 その2(早大残り・国公立)

    その1から。こちらは早大の残りと,国公立。国公立は,解いたものは全て載せているが,実は某所の更新がないことで千葉大の問題が未入手なので,荒れていた場合は書籍版に収録します。 国公立はいつもとは違う顔ぶれになっていて,意外性が高い。 17.早稲田大 商学部 <種別>悪問・難問 <問題>1 問B 下線部Bについて(編註:(中国の戸籍人口は)2世紀に入るとほぼ回復した。),その理由として妥当なものはどれか。 1.長安遷都によって渭水盆地の開発が進んだ。 2.鮮卑の服属によって西北地域の政治状況が安定した。 3.治水工事技術の発達によって黄河の氾濫がなくなった。 4.山東地域や長江以南の開発が進展した。 <解答解説> 商学部は2年連続で中国史からの難問・悪問の嵐であった。その中で収録対象としたのは2問であるが,全体的に難しかった。前年と担当者が変わらなかった上に反省もしなかった,ということか。さて

    izmii
    izmii 2017/03/13
    これを見るに後漢期において沿海部と南部は成長していたようなので4を誤答とするのは難しそう http://www.seijo.ac.jp/pdf/faeco/kenkyu/193/193-akashi.pdf
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2017 その1(上智大・慶應大・早大途中まで)

    はじめに 今年は諸事情あって「そもそもやらない」すら視野に入れていたのだけれど,期待もあることだろうし全くやらないというのもダメだろうと思い直して,縮小版で更新することにした。問題の選定だけは済んでいるので,番号が飛んでいるのはまだ作業が終わってないんだなと察してもらえればと思う。ただ,最初から諦めていたおかげでかえって時間ができて,この2月は何年かぶりにのんびりしていた。Twitter等を見たら普通にゲームしてたのがわかるが,あれはこういう事情で気を抜いていたのが理由だったりする。完全版は2巻に収録する(2017年中に出るのは確定しました)。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識か

    izmii
    izmii 2017/03/11
    今年もありがとうございます、今年は上智の謎地図や慶應のミリオタがないので落ち着かないレベルで訓練されてしまった
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2016 その2(早稲田大)

    18.早稲田大 文化構想学部 <種別>難問 <問題>2 設問3 下線部Cの街道(編註:アッピア街道)は,ローマ市とどこを結んでいたか。次のア〜エのなかから該当するものを一つ選び,マーク解答用紙の所定欄にマークしなさい。 ア マッシリア  イ メディオラヌム  ウ ブルンディシウム  エ ビザンティウム <解答解説> アとエはすぐに誤りとわかるが,イとウは難しい。用語集の表記は「南イタリア」なのでヒントにならない。資料集などにはアッピア街道の図が載っていて,それを見るとタレントゥムは載っていることが多いが,終着点は載っていない。正解はウのブルンディシウム(現ブリンディシ)である。イのメディオラヌムがミラノの旧名と知っていれば消去法でたどり着くが,いずれにせよ範囲外。ただ,ブルンディシウムもメディオラヌムも予備校の早慶専願向けの授業では触れられることがあるので,普通に解答できた受験生もそこそこ

  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2016 その1(上智大・慶應大)

    今年の分もなんとか書き上がったので,お届けする。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じであるが,新課程になったので用語集の収録語・頻度が大きく変わった。その点は変更がある。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用語集』に頻度

    izmii
    izmii 2016/03/13
    待ってました! 今年もありがとうございます。
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