文学フリマ新刊『フィクション・ハンドブック』のお知らせ コミティアで「準備号」を頒布していた、ピアノ・ファイア・パブリッシングの新刊を紹介いたします。 タイトルは『フィクション・ハンドブック』。 今回は漫画論……だけではありません。物語やエンタメや、フィクションと名のつくもの全般に適用できるような、一般論を集めた評論集になっています。 新書サイズでポケットに入る手引き書、というコンセプト。 評論集ということは、アンソロ形式で原稿を集めているのですが、その依頼の仕方は「○○さん、あの時してたあの話が面白かったから、ちょっと文字で読める形にしましょうよ」と、直接ぼくが「面白いと思った話」を相手にリクエストしたものばかりで構成されています。 これは、つまりぼくらの「感想」というのは、雑談の中で生まれてくるインプロヴィゼーション(即興)的な 「これってあーだよね」 「こういう話って、こんな風に考え