8月23日に、メディアファクトリーとフロンティアワークスの共同プロジェクトの、「オトナ」向けエンターテインメント小説の新レーベル「MFブックス」が創刊する。対象読者は、学生時代にアニメやゲーム、コミックやライトノベルに慣れ親しんできた20代後半から40代の方々で、メインターゲットは30代・社会人・男性だ。 同レーベルの作品は、「キャラクターノベル」ではあるものの、中高生向けの「ライトノベル」と違い、「萌え」や「恋愛」要素よりも「ストーリー」が重視されているのが特徴だ。本のサイズもB6版と、ライトノベルの文庫版より一回り大きい。そのため、最近の一般的なライトノベルの表紙とは異なり、表紙に男性主人公や背景なども描かれている。 創刊時の3作品はいずれも、ネット小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されている人気作品の書籍化だ。ロールプレイングゲームなどでお馴染みのファンタジー世界に、主人公が生前