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  • マンガ☆ライフ |2016年のアイドルアニメとそれを巡る様々な動きについて

    魔界戦線冬コミの新刊情報は告知記事→C91新刊アイカツ!『スタートライン』&ラブライブ!サンシャイン!!『Shining Dreamer』のお知らせに書いたのでよろしくお願いします。 頒布場所は「三日目V-18a 魔界戦線」です。 ■ 2016年のアイドルアニメ業界も素晴らしいものだった。 今年は「既に確固たる人気のある作品の続編」よりは「完全新作」という傾向が強かった。昨年よりも多くのアイドルアニメが登場し、余りの多さに一時はどうなる事かと思っていたが、いずれも様々な趣向を凝らして独自性を確立しようとする「上手い作品」ばかり。これらの既に存在するアイドルアニメを踏まえて、「バーチャル空間でのアイドル活動」を描いた『アイドルメモリーズ』や「マクロス」というロボットアニメシリーズでありながら、アイドルキャラ達を物語の中心に据えた『マクロスΔ』のように従来とは異なる要素や物語展開の方向性で

    izumino
    izumino 2016/12/31
  • マンガ☆ライフ |『KING OF PRISM』の視聴回数が100回を突破した件について

    「応援上映会と知らずに『遊戯王』の応援上映会(公式的には大喝采上映会)に参加した人が、不快な思いで劇場を後にした」という一件をTwitterで見かけた。 「いつかは起きるだろうな」と思っていた事ではあるのだが、実際に起きてしまうのは「不幸」としか言いようがない。作品自体には罪はないので、「応援上映ではない上映会」でちゃんとチェックしていただきたいと思う次第である。滅茶苦茶面白いですよ『遊戯王』。 で、この一件について「大喝采上映会と知らずに参加した方が悪い」「映画館が悪い」などの責任の所在に関する意見が飛び交っているのを確認しているのだが、自分の見解としては「不幸な事故であり、映画館にも観客には罪も責任もない」というところになる。強いて言うならシステムに責任があるといったところか。なんにしても不幸な事故の責任である以上、人間に責任を求めてもそれほど意味がないのではないだろうか。 確かに「応

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    izumino 2016/05/31
  • マンガ☆ライフ |『黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない』の先輩に見るセクハラという切り口について

    『プリティーリズム・レインボーライブ』と『ジュエルペットハッピネス』が終わってしまった。どちらも内容としては素晴らしく、一年間の集大成にふさわしい幕引きで土曜の朝っぱらから涙を流しながら見ていたわけなのだが、いざ終わった時に世界の滅亡にも等しい喪失感を抱いてしまっている俺がいて、ドアサアニメの罪深さと素晴らしさを再び噛みしめている。 一週間後には『レディジュエルペット』と『プリティーリズムオールスターセレクション』がスタートするとはいえ、この喪失感から立ち直るのはちょっと時間がかかる。とはいえ一週間も立ち直れる時間を用意してくれたのは十分すぎるというべきか。でもやっぱりあの最終回はちょっと完璧すぎやしねぇかなぁ……。やらなければならないこと、やっておかないといけないことをきちんとやり遂げ、「世界を移動すると記憶を忘れる」と言う設定を自覚した上で「ハピなる!」とりんねに言わせる。あれってやっ

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    izumino 2014/12/01
  • マンガ☆ライフ |『アイカツ!』の氷上スミレに見る美人の演出について

    『レディジュエルペット』。第二クール最後になってぶち込んできたのが、「ルビーがももなをレディ候補生として選んでいないということがバレる」という話な辺り、シリーズ構成がちゃんと組まれていて文句のつけどころがないなぁ。そもそも一話からしてももなは他のレディ候補生とは明らかに違う描き方がされていたわけで、そこを拾い上げる事については異論を挟む余地はないんだけど、その上でももなとルビーが喧嘩して仲直りする流れがあることで、他のレディ候補生とメンター達がジュエルパレスに来る前にしていただろう出来事を、ジュエルパレスに来た今やることでその出来事は二人の友情の証となるわけで。 またミウラ登場から引っ張られてきた、「ジュエルパレスに紛れ込んでいるイレギュラー=レディXの謎」も二人の友情が深まった後で「ももなではない」ということにしておくことで、「ももなをジュエルパレスに入れたのは誰か」と「レディXはももな

    マンガ☆ライフ |『アイカツ!』の氷上スミレに見る美人の演出について
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    izumino 2014/10/10
    “この氷上スミレの美人描写の徹底っぷりったるや、「美人」というものの演出技法のお手本として教科書に載せたいぐらいに素晴らしい” それな
  • マンガ☆ライフ |魔界戦線C86新刊『プリズムアライブ』のお知らせ

    『オーロラドリーム』『ディアマイフューチャー』『レインボーライブ』。 2011年から放送開始した『プリティーリズム』シリーズも三年も経てば遠くに来たというものであり、そしてまた『プリティーリズム』があったからこそ今があるわけですが、そんな菱田正和プリティーリズム三部作完結記念ということで製作されたのが魔界戦線の夏コミ新刊『プリズムアライブ』であります。 【執筆陣】 ・84oca ・トルド ・泉信行 ・nisei ・カトゆー ・九条水音 というわけで作りましたよ、菱田正和プリティーリズム三部作完結記念! 思えば『オーロラドリーム』を偶然視聴したことから始まった俺のプリリズヤクザ生活ですが、『レインボーライブ』でシリーズに一区切りついてしまったわけで「今作らずしていつ作るのか!」を心の支えに頑張りました。 表紙は昨年の冬コミで出したアイカツ!でも表紙を担当していただいたCircle-FIO

    マンガ☆ライフ |魔界戦線C86新刊『プリズムアライブ』のお知らせ
    izumino
    izumino 2014/07/17
    うちも一万字超の寄稿してたんですが、カトゆーさんも混ざってたのか…
  • マンガ☆ライフ |『ラブライブ!』二期一話に見る「今しかできないこと」について

    『プリンスアニメージュ』で『プリティーリズム・レインボーライブ』の特集があって、その中で菱田正和監督がインタビューを受けていたのだが、プリズムボーイ達全員にヘソについてのデザイン設定があって、その辺を汲み取った菱田監督がプリリズシリーズ全てのプリズムショー演出を手がける京極尚彦に依頼していたと言う話を聞いて、そりゃ「情熱熱風スターライトキッス」のヒロさんのへそチラが色っぽく見えるわぁ、と納得したのだが、冷静に考えれば考えるほどその技術が生かされたのがプリズムボーイだけということに色々間違っている気がしないでもない。 とはいえ『ラブライブ!』の後、京極尚彦監督はプリリズの傍らで『ワルキューレロマンツェ』のEDや絵コンテを切っていたりと仕事も多いみたいだし、6thシングルではミニアニメパートの脚を京極監督自ら書いていたりと『ラブライブ!』でもいろんなことに挑戦しているわけで、京極尚彦厨という

    マンガ☆ライフ |『ラブライブ!』二期一話に見る「今しかできないこと」について
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    izumino 2014/04/09
  • マンガ☆ライフ |『プリティーリズム・レインボーライブ ライブinクリスマス』を見てきた

    『プリティーリズム・レインボーライブ』は今までも何度も取り上げる程度には大好きなので見に行ってきたんだけど、二時間半ライブありトークありのイベントとしては正直面白すぎた……! 構成としてはオープニングセレモニー→めが姉ぇの注意→キャスト登場でのトーク→生アフレコ→ライブ→アンコール→めが姉ぇという感じ。 オープニングセレモニーはPrizmmy☆の『EZ DO DANCE』から始まり、i☆Risの『§RAINBOW』、そして第四クールのエンディングテーマになるPrism☆Boxの『ハッピースター☆レストラン』が初公開。ダンスパフォーマンスという意味では当に頭ひとつ抜けているという話は聞いていたけれど、初めて見るPrizmmy☆やPrizm☆Boxのパフォーマンスは当に素晴らしかった。体全体を使ったダンスってこれほどまでにダイナミズムを感じさせるんだなぁ、と感心させられた。初公開である『ハ

    izumino
    izumino 2013/12/23
    すっげー面白そう
  • マンガ☆ライフ |今までの『アイカツ』とこれからの『アイカツ』について

    ここ最近の『アイカツ』が行なっていたトライスター編があまりにも素晴らしかったので、HDDに眠っていた1話から最新話まで見返してみたのだが、やっぱり面白いなぁ『アイカツ』。 この一年ぐらいでアイドルなどのショービズ業界を題材とした作品で最高傑作は『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』だと思っているけれど、『アイカツ』はそこに匹敵する、というか毎週の面白さという観点では『アイカツ』の出来というものは毎週かなり高い水準でまとまっているし、キッズアニメがよくやる道徳的・倫理的な、言ってしまえば綺麗事的なメッセージというものもきちんとアイドルアニメのフィルタを通したメッセージに変換している。 その観点で言えば『アイカツ』は間違い無く傑作級の出来なのだが、今回のトライスター編の落としどころとして「アイドルとしてオーディションに勝つことも大事だが、人を楽しませることはもっと大事」というかえで、そし

    izumino
    izumino 2013/06/15
  • マンガ☆ライフ |アニメ『ラブライブ』四話に見る表情の見せ方について

    アニメ版『ラブライブ』の四話が放送されたわけなのだが、今週も素晴らしい一話ではなかったかと思う。 まあ俺は『ラブライブ』は割と採点が甘々になる部分があるので、その「素晴らしい」がどこまで客観性を保った「素晴らしい」なのかは俺にもよくわからないのだが、それはともかく主観的に見るとアニメ版『ラブライブ』四話は非常にいい演出がされていたし、物語的にもいい感じに創作作品っぽさ(フィクションっぽさ)が出ていたように思う。 なぜかAパートの最後で穂乃果の実家に入るところとかいかにもな創作作品っぽい偶然! 一話や二話の段階ではあんまり見られなかった部分ではあるんだが、三話のファーストライブで分かりやすいハッタリ演出かましたので四話以降はこういう「創作作品っぽい演出」が増えていくんだろうなーとか思うとニヤニヤする。 ■ ・今までと違った表情の魅せ方 それはさておき。簡単に四話について触れていくと、まず気に

  • マンガ☆ライフ |原作通りにアニメを作ってはいけないという話

    大体タイトル通りのことなんだけど、今年は『Fate/Zero』とか『ソードアート・オンライン』とか人気作品のアニメ化作品を見ていると大体同じようなミスをしているような気がして仕方がない。 それはどういうミスかというと原作通りに映像化しようとして、映像作品としては大変つまらない作品になっているということなんだけど、『Fate/Zero』においては対キャスターでディルムッドが槍をへし折るシーン、『ソードアート・オンライン』はアインクラッド編のラストバトル(個人的にはこの作品全部そんな感じなんだけど)は原作のテキストをそのまま映像化したと言っても過言ではないほどテキストに忠実に映像化している。 ただその原作テキストを忠実に映像化されたこれらの作品がアニメとして面白いかというと、明らかに面白くはない。 これは何度も言っていることではあるんだが、アニメ化において>原作通りにアニメ化してはいけないんだ

    izumino
    izumino 2012/11/05
    「ディルムッドが槍をへし折るシーン」 語りぐさにしていいレベル
  • マンガ☆ライフ |「制作会社が○○だから嫌だ」と言うのはやめようぜ!と言う話

    keyの『リトルバスターズ』がアニメ化らしい。 製作はJ.C.STAFFで、『キルミーベイベー』や『初恋限定。』の山川吉樹氏を監督に、シリーズ構成には『ジュエルペットてぃんくる』『ななついろ★ドロップス』の島田満氏、キャラクターデザインは『うみものがたり』や『オオカミさん』の飯塚晴子氏と、なかなか豪華なスタッフで個人的にはかなり期待できる人達を集めたなーという印象。 その辺のスタッフについての話はTwitterで既にしていて、Togetterでまとめておいたのでそちらを見ていただけると手っ取り早いと思う。 Togetter - リトルバスターズアニメ化についての話 で、今日するのは上のまとめでも触れた「J.C.STAFFだから」と言う理由でお通夜ムードを演出している人達のお話。 最近「J.C.STAFFだから」と言う理由で一話もまだ始まってないのに、叩いている人がとかく多い印象がある。 今

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    izumino 2012/04/11
    こういうのは、ネットにおいて「何が大きい声なのか」ってことを考えさせられるよねえ
  • マンガ☆ライフ |『プリキュアNewStage』に見る「プリキュアってなんだろう」と言う話

    日曜日に『プリキュアオールスターズ New Stage みらいのともだち』を見てきたんだけど、いやー面白かった。 今までの『プリキュアオールスターズ』はお祭り的な側面が強くて、「今年のプリキュアが先輩プリキュアと共演」以上の価値を俺は見いだせなかったんですが、今回は一映画として大変良いものだったかと。 脚も演出もカチッとハマっていて、「お祭りの勢いで押し切る」ではなくて、「全体としての完成度」を高めてきている。毎年「今年も見に行くかなー」と惰性で見に行っていたんですが、今回は見に行って正解だったなー。 あまりにも面白かったので、今回はソフトを衝動買いしそうな恐怖との戦いが。店頭で見かけたら財布の中身が許すなら買ってしまいそうでこわい。 で、今回のプリキュアが良かった点は大きく分けて二つ。 一つ目は『女の子は誰でもプリキュアになれる』というテーマを持ってきたこと。 『プリキュア』と言う

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    izumino 2012/04/06
    NSは残念ながら未見だけど、感想を聞くだに、初代のクライマックスでポルンとウィズダムが手を繋いで「プリキュアの真似」をしたシーンを思い出すんです
  • マンガ☆ライフ |ラブライブの魅力とは? 『ラブライブ』アニメ化に寄せて

    一ヶ月半ぶりに更新する気になったので、更新してみる。 ちなみにこの一ヶ月半ぐらいずっと「軌跡シリーズをプレイしている」か「読書」か「プラモを組む」しかしてない様な気がしますが、まあそれはそれとして。 なぜ一ヶ月半もほったらかしにしていたのに更新する気になったかというと、このニュースを見たから。 ラブライブ! シリーズアニメ化決定! というわけで、電撃G'sマガジンの読者参加企画『ラブライブ』がアニメ化らしい。 同誌の読者参加企画ではシスプリこと『シスタープリンセス』が有名だし、記憶に新しい所ではベビプリこと『Baby Princess』が昨年3D劇場アニメになったわけですが、まさかラブライブもアニメ化までこぎつけるとは。これはちょっと予想してなかった。 俺は恥ずかしながら、このニュースが出る数週間前に偶然ラブライブ!を知る機会があり、それがきっかけでドハマリしたという新米ラブライバーなんで

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    izumino 2012/03/17
  • マンガ☆ライフ |『Fate/Zero』の評価が定まらない一つの理由

    2011年秋アニメもそろそろ半ばを超えて、1クール物はそろそろ後半戦に入るし、2クール物はそろそろ一つの山場を迎えようとしているわけだけれど、今期一番盛り上がっているアニメということになると、やはり『Fate/Zero』はその最有力候補といえる。 ニトロプラスのシナリオライターとして、そして『魔法少女まどか☆マギカ』の脚家として今や一躍時の人となった虚淵玄執筆の原作を、『劇場版空の境界』シリーズで確固たる地位を築き上げたufotableと『喰霊零』で注目された監督・あおきえいがアニメ化した作は、今期一、二を争うほどの力作であろう。 また全世界同時配信!などという前例のない試みも行われており、このことからも製作会社であるアニプレックスの気合の入れようが窺い知れよう。 余談だが、現在ニコニコ動画で配信している七話は19万近く再生されており、前話である六話も21万再生されている事からも作が

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    izumino 2011/11/22
    『Fate/Zero』には「うおおお」となる描写がまだ足りない
  • マンガ☆ライフ |恋愛×狂気!?『ねじまきカギュー』が面白い!!

    最近はずっと読書しておりまして、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』やら長谷敏司の『あなたのための物語』やら上遠野浩平の『恥知らずのパープルヘイズ』やらを読んでいたのですが、息抜きに読んだ『ねじまきカギュー』が面白かったのでご紹介。 作は、女難体質で怪物的にヤバイ女の子ばかりに好かれると言う新米教師・葱沢鴨。そんな彼の前に現れたのは謎の拳法家・鉤生十兵衛。「先生を護る!」と宣言する十兵衛は実は美少女で、十年前に別れた鴨の幼馴染だったのだ――、と言うところから始まるアクション漫画作品。 作者の中山敦支はサンデーで連載していた『トラウマイスタ』などで有名ですね。まあ『トラウマイスタ』は打ち切られちゃったんですけども。 作の面白さはやはり中山敦支氏お得意の「狂気」を帯びたキャラ達とヒロインである鉤生十兵衛の愚直で一途な「信念」にあると思います。 『トラウマイスタ』の時も思いましたが、この作

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    izumino 2011/09/28
  • マンガ☆ライフ |私的ループ物まとめ

    『シュタインズゲート』が劇場版アニメ制作決定だそうで。 最近は「ループ物」が熱いですね! 『シュタインズゲート』は言うまでもありませんが、『魔法少女まどか☆マギカ』もほむら視点から見れば、ループ物に近い物語構造を持つ作品でありましょう。そういえば平成ライダーシリーズでは『ディケイド』と『龍騎』が見事なまでのループ構造の物語でありました。ディケイドは後付けですけど。 個人的に記憶に残っているループ物としては桜坂洋の『All you need is kill』が上がりますね。 得体のしれない未知の生物との戦争に身を置く主人公はある日の任務で絶体絶命の危機に陥る。死を覚悟した彼であったが、気がつくとそこは出撃前のいつもの基地だった――というところから始まる物語なのですが、とりわけ面白かったのは「右も左も分からない新米兵士だった主人公が、ループするたびに熟練兵士へと変わっていく」というところでしょ

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    izumino 2011/09/15
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