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  • サマーウォーズのほんとうのヒロイン::クリティカルヒット

    2010年8月6日、日テレビ系列で『サマーウォーズ』が放映された。細田守自らによる再編集版となっている (*)。テレビならではのリズムをコマ単位で追求するという間合いの調整という側面に加えて、公開時に比べて30分程度短く、細田守が考えるストーリーの中心部分がより明確になっている。 公開時にも数回観ていたのだけど、どうしても頭の中にモヤモヤが取れなかった。見ているうちに一つの視点が頭に浮かんで、それ以降、あまりにスッキリと気持ちが晴れてきた。 この作品の中心は、夏希先輩でもなく、家族でもなく、栄ばあちゃんであるという視点だ。この作品のメインヒロインは、夏希ではなく栄である。 何を今さらという人も多いだろうけど、私にとって目からウロコの発見だった。夏希は可愛いし主人公と恋愛とかしちゃうんだろうみたいな先入観が、強烈なバイアスになってたのではないかという気すらしている。 夏希のことは括弧にいれ

    izumino
    izumino 2010/08/09
    それでも夏希先輩を主人公とする筋立ては可能で、ぼくはそちらが本筋なんだといつも説明していたり(観測者問題の一例)
  • twitterを駆け巡った『けいおん!』語りの仮まとめ::クリティカルヒット

    10月後半に、吾ひでおの『けいおん!』発言が注目を浴びた( 紹介したサイトその1 その2 )。 吾ひでお曰く。 録画してあったTBSアニメの『けいおん!』観る。空虚だ。ギャグもナンセンスもユーモアもエログロもストーリーらしきものも何もない。ちょっとしたフェティシズムがあるだけ。このアニメ作ってる人も観てる人々も不気味。そんなに現実イヤなのか? みぐぞうさんの 「吾ひでおvs「けいおん!」炎上騒動における個人的な感想」 では、けいおん肯定派と否定派の論争の燃料に吾ひでおが格好のネタとして使われてしまった、と状況をまとめている。 確かに元ネタのマンガを見ると吾ひでおによる唯の模写があったりして、文章だけの印象とは全然違う。というか、あの吾ひでおがけいおん!を模写している!って方がニュースになればいいのに、なんだか「バトルロワイヤル」的状況(『ゼロ年代の想像力』)であります。 吾

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