今月、違法カジノ問題で揺れに揺れた日本バドミントン協会。今日は、この違法カジノ問題での主犯とされる田児賢一について思うところを書きたいと思うのだが、その前に少しだけ日本バドミントン協会と桃田賢斗の関係について触れておきたい。 日本バドミントン協会と桃田賢斗の関係 日本における「バドミントンはマイナースポーツ」という位置からの脱却には、オリンピックでメダルを取ること、それも男子シングルスのメダルが絶対視されていたことから、2015年に日本人(男子)として初となる国際大会スーパーシリーズ(SS)のシングルス優勝、それも複数回優勝した桃田賢斗には、バドミントン協会及びその関係者から絶大なる期待が寄せられていた。桃田は2015年末の全日本総合で、前年2014年に全日本総合を優勝した佐々木翔を圧倒的な力で破って優勝。そして、直後にドバイで行われたスーパーシリーズファイナルでも優勝し、桃田賢斗は名実と