DCMベンチャーズの原です。この記事は別記事の一つのカテゴリとして書いていましたが、昨今の経済環境の変化から、これまで多くのスタートアップが行ってきたアグレッシブな経営手法に変化が求められているので、しっかり書くことにしました。具体的には"とりあえず競合より安く製品やサービスを提供"、"利益率は度外視で成長"という姿勢から、本質的なコスト優位性が求められてくると思っています。 スタートアップのプロダクト/サービスは安いのかスタートアップにとって、"既存のプロダクトやサービスより安い"ということはとても重要なユーザーへの価値でした。実際多くのスタートアップが"既存のプロダクトより安くする"ことで成功してきました。 イノベーションのジレンマのように、複雑化、高品質化しすぎた既存製品を簡素化することでコスト減を達成するSaaSに代表される企業。 広告の取り方を工夫して無料でサービスを展開するよう
![スタートアップ冬の時代におけるコスト優位戦略 ("スタートアップだから大手より安い"という神話の終焉)|原健一郎 | Kenichiro Hara](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/425608243c46799952188955861df9b9ecb715da/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F21033449%2Frectangle_large_type_2_3fd3aff81dd6799aabffa2e2751a6510.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)