ブックマーク / bijutsutecho.com (5)

  • 粟津潔の邸宅がアートスペースに。次代への継承目指す

    粟津潔の邸宅がアートスペースに。次代への継承目指す日の土着的な風土を想起させるモチーフやイメージをもとに、独自のデザインを貫いたグラフィックデザイナー・粟津潔。その自宅兼アトリエが、アートスペースとして新たなスタートを切った。 文・撮影(*除く)(=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 粟津邸の内部。「吉國元 根拠地 粟津邸ではじまる」展示風景より 戦後日のグラフィック・デザインを牽引した粟津潔(1929〜2009)。川崎市にあるその自邸兼アトリエが、アートスペースとして生まれ変わった。 粟津邸外観(*) 粟津は独学で絵とデザインを学んだグラフィックデザイナー。1955年のポスター作品《海を返せ》が日宣伝美術会賞を受賞し、書籍の装丁や劇場のポスターを数多く手がけた。また60年には黒川紀章、菊竹清訓らとともに建築運動「メタボリズム」を結成するなど、グラフィックデザインにとどまらない活

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    j-u 2024/04/05
  • 「芸術は経済復興に不可欠」。サンフランシスコ市がアーティストに月額1000ドルのベーシックインカムを導入

    「芸術は経済復興に不可欠」。サンフランシスコ市がアーティストに月額1000ドルのベーシックインカムを導入アメリカのサンフランシスコ市は、最大130人のアーティストに月1000ドル(約10万5000円)を支給するベーシックインカム制度を設立。その募集をスタートさせた。 昨年4月、「サンフランシスコ経済復興タスクフォース」を設立したサンフランシスコ市が、アーティストを対象としたベーシックインカム制度の運用をスタートさせる。 この制度は、130人のサンフランシスコのアーティストに対し、6ヶ月間にわたり毎月1000ドルを支給するというもの。18歳以上かつ、パンデミックによって収入減少に直面しているあらゆるジャンルのアーティストが対象で、「歴史的に疎外されたコミュニティに根ざした芸術活動を行っていること」が条件となる。 サンフランシスコ市長のロンドン・ブリードは、このベーシックインカムプログラムにつ

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    j-u 2021/04/01
  • 排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザインオリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。 文=五十嵐太郎(東北大学大学院・教授) 京王井の頭線渋谷駅前のオブジェ 近年、排除アートが増えているというニュースが散見される。路上、あるいは公共空間において、特定の機能を持たない、作品らしきものが、その場所を占拠することによって、ホームレスが滞在できないようにするものだ。もっとも、こうした現象は最近始まったわけではない。16年前、すでに筆者は『過防備都市』(中公新書ラクレ、20

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    j-u 2020/12/14
  • 「アメリカは芸術を必要としている」。米国芸術基金が約80億円の支援を決定

    アメリカは芸術を必要としている」。米国芸術基金が約80億円の支援を決定アメリカ文化芸術における公的助成機関であるNEA(国立芸術基金)は、新型コロナウイルスにおける文化機関の危機救済のため7500万ドル(約80億円)の支援を決定した。 NEAウェブサイトより アメリカにおける大統領直轄の独立連邦機関であるNEA(the National Endowment for the Arts、米国芸術基金)は、新型コロナウイルスで危機に瀕する文化機関に対し、7500万ドル(約80億円)の支援を決定した。 今回の支援策について、NEAのチェアマンであるメアリー・アン・カーターは「NEAは可能な限り多くの雇用を維持し、アメリカ経済とコミュニティの創造的な生活に価値を与える何千もの組織の扉を開き続けるための支援を提供する」とコメント。「アメリカは、経済、コミュニティ、生活の一部として芸術とその仕事を必

    「アメリカは芸術を必要としている」。米国芸術基金が約80億円の支援を決定
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    j-u 2020/03/31
  • 東京国立博物館が展示をYouTubeで公開。新型コロナによる臨時休館受け

    東京国立博物館が展示をYouTubeで公開。新型コロナによる臨時休館受け新型コロナウイルスの影響によって3月16日まで臨時休館している東京国立博物館が、来開催されているはずの特集展示の様子をYouTubeで公開した。 東京国立博物館のYouTubeより 新型コロナウイルスの影響で3月16日まで臨時休館している東京国立博物館(以下、東博)が、注目すべき動きを見せた。臨時休館期間に来開催されている予定だった展示の様子をYouTubeで公開したのだ。 東博が雛祭りに合わせて公開したのは、特集展示「おひなさまと日人形」。同展は2月26日に始まったものだが、翌27日から全館臨時休館に入ったため、現時点では1日だけしか一般公開されていない(会期末は3月22日)。 この展示は、様々な歴史をたどってきた雛人形とともに、江戸の地で製作された雛飾りの名品を展示するもの。公開されたYouTubeでは、担

    東京国立博物館が展示をYouTubeで公開。新型コロナによる臨時休館受け
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    j-u 2020/03/05
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