重野氏によると、auケータイでの2009年時点のデータARPUは約2300円、1契約者あたりの有料コンテンツのダウンロード料は約590円となっており、これらは年々増加しているという。こうしたコンテンツ市場が成長し続けている背景には、安全性と柔軟性の高い「BREW」プラットフォームを採用していること、最新の技術を搭載した端末、最適なコンテンツを検索して勧めてもらえる仕組み、料金の回収代行サービスが寄与していると分析した。 BREWをベースにしたコンテンツとして同氏は、LISMO(Music)とLISMO(Book)、au Smart Sports、ナビゲーションアプリを挙げた。音楽コンテンツは「約90%のユーザーがケータイ経由でダウンロードし、PCからダウンロードするユーザーは少ない」という。電子書籍については「Kindle」の登場もあり、「市場が拡大している」と期待を寄せる。「電子書籍のダ