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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (55)

  • 第2回 地下鉄で聴ける? 音質やバッテリーはどう?――IS03で「LISMO WAVE」を聴いてみた

    第2回 地下鉄で聴ける? 音質やバッテリーはどう?――IS03で「LISMO WAVE」を聴いてみた:「IS03」ロードテスト(1/2 ページ) 「IS03」の魅力は、おサイフケータイやワンセグなど日向けの機能だけでなく、au独自のサービスを利用できることも挙げられる。その1つとして筆者が最近活用しているのが「LISMO WAVE」だ。 1月26日から提供されているLISMO WAVEは、全国民放52局のFMラジオ放送を、3Gか無線LANを利用して全国どこでも楽しめるサービス。Android端末向けのIPサイマルラジオは「radiko.jp」も提供されているが、radiko.jpでは東京、神奈川、千葉、埼玉で7局、大阪、京都、兵庫、奈良で6局という具合に、利用できる地域と局が限られる。LISMO WAVEなら、インターネットが使える環境にいれば、52局をどこでも聴けるので、東京にいながら

    第2回 地下鉄で聴ける? 音質やバッテリーはどう?――IS03で「LISMO WAVE」を聴いてみた
  • 第3回 裏面照射型CMOSセンサーの実力は?――「Xperia arc」と「iPhone 4」を比較する

    Sony EricssonのAndroidスマートフォン「Xperia arc」は、カメラ機能も大きく進化している。810万画素CMOSはハイエンド機としては突出したスペックではないが、ソニーの裏面照射型CMOSセンサーをケータイ向けにアレンジした「Exmor R for mobile」を搭載している。 裏面照射型CMOSセンサーは、ソニーのデジタルカメラでもおなじみのデバイス。従来のCMOSセンサーには受光面の上部に配線層があるため、受光面全体で光を受けられず感度が下がりやすかったが、Exmor R for mobileでは受光面と配線層を入れ替え、受光面の裏側から光を直接取り込むので、十分な光を受けられる。薄暗い環境でもノイズを抑えて高感度な写真を撮影できるので、夜間や室内での撮影に重宝する。 では実際にどの程度美しく撮影できるのだろうか。薄暗い室内で撮影した写真を見比べてみよう。比較

    第3回 裏面照射型CMOSセンサーの実力は?――「Xperia arc」と「iPhone 4」を比較する
  • 「IS04は最強のスマートフォン」――富士通東芝がau端末に見せる自信

    今回の新機種は、2010年10月1日に富士通と東芝が統合して発足した富士通東芝モバイルコミュニケーションズとして、au向けに初めて投入するモデルとなる。富士通 執行役員常務 兼 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長の大谷信雄氏は「REGZA Phone IS04は素晴らしい画像処理エンジンに高画素カメラ、おサイフケータイ、防水機能も備え、現在のスマートフォンでは最強のスペックを誇る。『Skype au』や『jibe』にも対応していて、サービスと機能が一番優れている」と胸を張る。「携帯市場にはスマートフォンが増えて新しい通信方式も出てくるなど変化が激しいが、大きなビジネスチャンス。これからもKDDIさんと一緒に努力をして、新しい商品を出し続けていきたい」と抱負を語った。 IS04の発売日は公式には告知されていないが、KDDI 取締役執行役員常務 コンシューマ事業部長の湯浅

    「IS04は最強のスマートフォン」――富士通東芝がau端末に見せる自信
  • 第1回 「Xperia」から何が変わった? 外観の特徴は?――「Xperia arc」

    第1回 「Xperia」から何が変わった? 外観の特徴は?――「Xperia arc」:「Xperia arc」(グローバルモデル)レビュー(1/2 ページ) Sony Ericssonが1月に発表したAndroidスマートフォン「Xperia arc」は、日を含む世界市場で、2011年第1四半期(1月~3月)からの発売を予定している。日での発売時期やキャリアなどの詳細については現時点では明らかにされていないが、前モデルの「Xperia(SO-01B)」がNTTドコモから発売されていることもあり、Xperia arcもドコモ端末として登場する可能性が高い。ドコモのスマートフォン普及をけん引したXperiaの後継機とあって、ユーザーからの期待も大きい。 Xperia arcは何が新しいのか。同端末のグローバルモデルに触れる機会を得たので、見どころをレビューしていきたい。今回はXperia

    第1回 「Xperia」から何が変わった? 外観の特徴は?――「Xperia arc」
  • 手ブレ補正、フレーム補間、その先で目指す“ケータイを変える”技術は――モルフォ(後編)

    手ブレ補正、フレーム補間、その先で目指す“ケータイを変える”技術は――モルフォ(後編):ケータイの未来を創る“裏方”列伝(1/2 ページ) モルフォは、名前こそ知られてないIT系ベンチャー企業であるが、同社が開発した技術は多くのケータイユーザーが日常的に利用しているはずだ。その代表がケータイカメラ向け手ブレ補正技術の「6軸手ブレ補正」。NTTドコモの“Nシリーズ”を筆頭に、2008年春夏モデルでは18モデルに採用されている(連載の前編参照)。 連載の後編では、同社が手がけるブレ補正以外の技術についてあれこれと聞いてみた。 モルフォが手がけたケータイカメラ向け技術の第3弾は「顔検出」。第1弾、第2弾として登場した静止画・動画の手ブレ補正とは無関係の技術だ。顔検出は、デジタルカメラの世界では2007年にブレイクした機能で、今どきのカメラには“もはや不可欠、あって当たり前”というものだ。レンズを

    手ブレ補正、フレーム補間、その先で目指す“ケータイを変える”技術は――モルフォ(後編)
  • “青山のデニーズ”で思いついた技術が“夏モデル18機種”に搭載されるまで――モルフォ(前編)

    “青山のデニーズ”で思いついた技術が“夏モデル18機種”に搭載されるまで――モルフォ(前編):ケータイの未来を創る“裏方”列伝(1/2 ページ) 日のケータイは、ほとんどがNTTドコモやau、ソフトバンクモバイルといった、いわゆるケータイキャリアから発売されている。でも、いうまでもなく実際に端末を開発、製造しているのはシャープやNECパナソニック モバイルコミュニケーションズ、京セラなどの端末メーカーである。 さらに端末開発は、キャリアとメーカーだけで成り立ってるわけじゃない。ネット上にはケータイ向けにさまざまなサービスを提供するコンテンツプロバイダが存在し、端末開発についても、個々の機能には無数の会社の技術が詰まっている。 この連載ではケータイ開発において、ふだんはなかなか表に出てくることのない、“縁の下の力持ち”的な存在として技術を提供している企業に光を当ててみようと思ったわけであ

    “青山のデニーズ”で思いついた技術が“夏モデル18機種”に搭載されるまで――モルフォ(前編)
  • “仕事で使える”auのAndroid、導入支援に本腰――KDDI、法人サービスを本格化

    PCのように使える豊富な機能と携帯電話の機動性を併せ持つスマートフォンは、仕事の生産性を高めるツールとして法人市場で大きな注目を集めている。 スマートフォンブームの火付け役となったiPhoneの導入が、業務の効率化につながったという事例は枚挙にいとまがなく、秋冬モデルでラインアップが充実したAndroid端末についても、業務活用の可能性を探る企業が増えている。 しかし、“PCなみの機能と携帯なみの機動性”を備えるスマートフォンは、2つを合わせたメリットを提供する半面、リスクも“2つを合わせた”ものになる点に注意を払う必要がある。スマートフォンにはPCと同じような脆弱性が存在し、携帯電話なみのモビリティは紛失や盗難のリスクがあるというわけだ。そのため、企業でスマートフォンの導入を考える際には、用途を明確化し、それ合わせたセキュリティ面や管理面の対策を講じる必要がある。 Androidもバージ

    “仕事で使える”auのAndroid、導入支援に本腰――KDDI、法人サービスを本格化
  • コンテナ型データセンターは普及するか

    次世代ICT基盤として注目されるコンテナ型データセンター。欧米では実用化が進みつつあるが、日での普及はこれからだ。果たしてその勘所はどこにあるのか。 最大のメリットはTCO削減 標準規格の輸送用コンテナにサーバやストレージ、制御機器、冷却・電源装置などデータセンターに必要な機器を一式収容したコンテナ型データセンターは、「未来型データセンター」として3年ほど前から注目されてきた。欧米では有力なネットサービスプロバイダーやICT(情報通信技術)ベンダーがすでに実用化を進めており、その商用製品も複数登場しているが、日での普及はこれからだ。 2009年の秋から日でコンテナ型データセンターの商用製品を販売展開し、このほど新モデルも追加した日SGIマーケティング部データセンター戦略企画担当部長の増月孝信氏に先週、取材の機会を得た。そこでコラムでは、同氏の見解を基に日でのコンテナ型データセ

    コンテナ型データセンターは普及するか
  • コンテナ型データセンターは日本に根付くか?

    コンテナ型データセンターは日に根付くか?:Architecture for Modular Data Centers(1/2 ページ) コンテナ型データセンターという日ではまだなじみが薄いソリューションが持つ可能性について論じてきた連載も今回で最終回となる。今回は、コンテナ型データセンターの事例を中心に紹介するとともに、その課題について考えます。 はじめに 稿で紹介する論文「Architecture for Modular Data Centers」は、ジェームズ・ハミルトン氏が2007年1月に発表した、コンテナデータセンターの優位性を示すものです。同氏は、Microsoftにおけるデータセンターアーキテクチャの責任者を務め、その後、Amazonの役員に就任した人物です。移籍の後も、AFCOMやGoogle Data Center Summitで講演するなど、未来のデータセンター像

    コンテナ型データセンターは日本に根付くか?
  • サクサク動く?――写真と動画で解説する「Xperia arc」

    ディスプレイには、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」でも使われている、液晶パネルと指が触れるガラス部分との間にすき間をなくす「クリアブラックパネル」を採用した。これによって液晶パネル表面とガラス面の間で起こる光の反射を防ぎ、より鮮明な画面表示が可能となった。画面上の表示と指の距離がより近くなるため、操作感もより良好になっている。加えて、BRAVIAに用いられている高画質化技術を携帯電話向けに移植した「Mobile BRAVIA Engine」の搭載により、写真や動画の再生時のコントラストや色調、シャープネスを向上させたほか、YouTubeにアップロードされた低ビットレートのコンテンツなど、デジタル圧縮に起因するノイズが低減されている。 Mobile BRAVIA Engineは、すべての画面表示について一律に作用するのではなく、Android OSのメディア再生APIを利用したときにのみ有

    サクサク動く?――写真と動画で解説する「Xperia arc」
  • AndroidはiPhoneに対抗するべきではない

    2007年に米Appleが発表した「iPhone」が、モバイル業界に衝撃とともに受け入れられてから3年――。2010年は「iPhone 3G」「iPhone 3GS」「iPhone 4」と世代を重ねるごとに進化するiPhoneに追いつけ、追い越せと言わんばかりに、Android搭載端末を中心に多数のスマートフォンが登場した。まさに「日でのスマートフォン元年」といっても過言ではないだろう。 そんな2010年を振り返り、「スマートフォンオブザイヤー2010」を選定すべく、アスキー総合研究所 所長の遠藤諭氏、慶應義塾大学大学院 政策メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛氏、通信ITSジャーナリストの神尾寿氏に集まっていただき、スマートフォン談義に花を咲かせていただいた。さまざまな視点からモバイル業界に関わる3人が見た、2010年のスマートフォン事情とは――。 iPhone 4の優位性が目立った2

    AndroidはiPhoneに対抗するべきではない
  • スマートフォン時代に向け、ラインアップ再編とiモードの移植を行う――NTTドコモ 辻村副社長に聞く(前編)

    スマートフォン時代に向け、ラインアップ再編とiモードの移植を行う――NTTドコモ 辻村副社長に聞く(前編):新春インタビュー(1/3 ページ) モバイルIT業界は2010年を境に新時代に突入した。 1999年のiモード登場から10年余り続いた従来型の高機能ケータイ(フィーチャーフォン)の成長は鈍化し、一方で、iPhoneを代表とするコンシューマー向けスマートフォンが台頭。モバイルでの新ビジネス・新サービスの進化と発展の軸足は、スマートフォンに移り始めた。モバイルIT業界全体の成長領域も、“携帯電話”から“多様なモバイルデータ端末”へとシフト。その先兵として、2010年はモバイルWi-Fiルーターとモバイル通信モジュールが新規契約数の拡大を牽引した。そしてインフラ面では、NTTドコモが2010年12月24日にLTEサービス「Xi(クロッシィ)」を開始し、モバイルブロードバンド時代へと乗り出し

    スマートフォン時代に向け、ラインアップ再編とiモードの移植を行う――NTTドコモ 辻村副社長に聞く(前編)
  • スマートフォンによりインターネットはモバイル化する――NTTドコモ 辻村副社長に聞く(後編)

    スマートフォンの普及やモバイルブロードバンドサービスの登場を軸に、変化が加速するモバイルIT業界。2011年はどのようになっていくのか。 前編に引き続き、モバイルIT業界のキーパーソン、NTTドコモの代表取締役副社長 辻村清行氏に聞いていく。 →スマートフォン時代に向け、ラインアップ再編とiモードの移植を行う――NTTドコモ 辻村副社長に聞く(前編) Xiをドコモの競争優位性に ―― (聞き手:神尾寿) スマートフォン時代におけるキャリアの差別化において、インフラの部分はいかがでしょうか。KDDIは先日、モバイルWiMAX対応のスマートフォンを投入すると発表されましたが。 辻村清行氏(以下辻村氏) 我々は他キャリアに先駆けて、LTEサービスの「Xi(クロッシィ)」を導入しました。Xiでは屋外で下り最大37.5Mbps、屋内の一部エリアでは下り75Mbpsを実現していますので、これを積極的に

    スマートフォンによりインターネットはモバイル化する――NTTドコモ 辻村副社長に聞く(後編)
  • スマートフォン時代の新生KDDIは「マルチデバイス」「マルチネットワーク」を目指す――KDDI 田中社長に聞く

    スマートフォン時代の新生KDDIは「マルチデバイス」「マルチネットワーク」を目指す――KDDI 田中社長に聞く:新春インタビュー(1/3 ページ) 2010年はKDDIにとって苦難の年になった。 Appleの「iPhone」が大ヒットしたことに端を発したスマートフォンの波は、モバイル業界全体の変革を促した。端末販売市場ではiPhoneの快進撃が止まらず、結果としてソフトバンクモバイルの純増が躍進。さらに昨年はNTTドコモもスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなど“売れ筋商品”を充実させ、持ち前のインフラ品質の高さとセットで訴求した。 しかし、KDDIのauは、この新たな流れに乗り遅れた。 前社長の小野寺正氏は当初iPhoneの影響は限定的と判断し、「スマートフォンは時期尚早」と新分野へのいち早い投資よりも、目下の収益源であるフィーチャーフォン分野への投資を優先。結果として、スマートフ

    スマートフォン時代の新生KDDIは「マルチデバイス」「マルチネットワーク」を目指す――KDDI 田中社長に聞く
  • 「そんなことできるわけない」、それでも“ケータイらしさ”を貫いて完成した「IS03」

    2010年には多数のスマートフォンが発売されたが、「スマートフォンはまだ市民権を得るに至っていない」と中田氏は話す。「赤外線通信ができない、おサイフケータイが入っていないなど、従来のスマートフォンでは今ケータイで普通に使っている機能がありません。だからといって、2台持つのはちょっと……と思う人や、名前は聞いたことはあるけど、スマートフォンで何ができるのかが分からないという人は多いでしょう。そうした壁を取り払えば、スマートフォンは使いやすい潜在性を秘めているので、そこに注力しました」(中田氏) IS03でシャープが掲げたのが「スマートとネクスト」というコンセプトだ。「(従来の)ケータイにもアプリを追加できますが、スマートフォンに比べると機能が限定されていて、基的にプリセットされている機能を使い続ける必要があります。そうしたケータイの安心感を継承させながら、使いやすさをもっと訴求できないか。

    「そんなことできるわけない」、それでも“ケータイらしさ”を貫いて完成した「IS03」
  • 2つのアプローチで「すべての車に通信を」――ドコモ小森氏

    12月1日に開幕した第2回国際自動車通信技術展で、「ドコモが目指すモバイル通信の未来」と題した基調講演が行われた。NTTドコモの取締役常務執行役員 研究開発センター所長の小森光修氏が、同社の車向け通信サービスの取り組みを紹介した。 「最終的にはすべての車に通信機能を搭載したい」と語る小森氏は、同社の戦略を2つのアプローチに分けて説明した。1つは車載モジュール搭載車の拡大。同社は2009年4月にFOMA対応の車載モジュール「FOMAテレマティクスモジュール(TM01-SA)」を発売しており、日産自動車が2010年12月に販売する電気自動車「リーフ」に採用される予定だ。今後も自動車メーカーに働きかけ、高級車からミドルクラスの乗用車へと展開していきたいという。 同モジュールは温湿度の変化や、振動など、過酷な環境に耐えられる設計となっている。また、音声とパケットの同時利用にも対応し、例えば商用車の

    2つのアプローチで「すべての車に通信を」――ドコモ小森氏
  • Samsungの「Galaxy S」、米国で300万台出荷 - ITmedia プロフェッショナル モバイル

    SamsungのAndroidスマートフォン「Galaxy S」は販売好調で、供給不足も起きているという。(ロイター) Samsung Electronicsは11月8日、スマートフォン「Galaxy S」の全出荷台数700万台のうち、300万台は米国向けだと明らかにした。同社は7月に米国で同端末を発売した。 同端末を扱う米国の大手キャリア4社で、いずれも販売好調だと、マーケティング責任者のポール・ゴールデン氏は語る。同端末はGoogleAndroidを搭載している。 「もっと供給できればいいのにと思うような状況にある」とゴールデン氏は、SamsungがGalaxy Sシリーズの新端末を発表したイベントでReutersに語った。 同氏は、供給不足がどの程度深刻なのか、いつ解消できるのかについてはコメントを控えたが、主なボトルネックは同端末に搭載しているSamsung独自の有機ELディスプ

  • 「今後は日本向けの機能も採用していく」――Samsung電子の端末戦略

    世界で売れているスマートフォン「GALAXY S」を日でも発売したSamsung電子。11月以降にはタブレット端末「GALAXY Tab」の発売も控えており、日でも存在感を高めつつある。同社は今後、世界と日でどのような端末を開発していくのだろうか。同社日法人、サムスンテレコムジャパンの端末営業部 営業部長のオウ・チャンミン氏にSamsung電子の現状と戦略を聞いた。 ソウルにあるSamsung電子社(写真=左)。社ビル横にはショールーム「Samsung d'light」も併設。GALAXY Sが大々的に宣伝されている(写真=右) 20%以上のマーケットシェアを獲得 Samsung電子の端末出荷台数は年々伸びており、2009年度は2億2710万台に達した。マーケットシェアも2010年第2四半期には20.5%となり、Nokiaに次いで2位、3位以下との差を広めつつある。 シェア拡大

    「今後は日本向けの機能も採用していく」――Samsung電子の端末戦略
  • KDDIの小野寺氏、最後の決算会見――スマートフォン時代の差別化戦略に言及

    10月22日、KDDIの代表取締役社長兼会長を務める小野寺正氏が、第2四半期の決算を発表した。移動通信事業が減収減益となったものの、固定通信事業が大幅に改善されたことから、連結ベースでは売上高、営業利益ともにほぼ前年同期なみの水準で推移した。 上期の連結ベースの売上高は前年同期比0.3%減の1兆7184億円、営業利益は同1.2%減の2479億円。移動体通信事業の売上高は前年同期比2.4%減の1兆3052億円、営業利益は同9%減の2477億円となった。 移動体通信事業が伸び悩んでいる要因の1つが、利用者のシンプルコース移行に伴う音声ARPUの減少だ。auは、端末を割引販売しない代わりに月額利用料金を安くするタイプの料金プラン(シンプルコース)の導入が他キャリアに比べて遅れたため、今もなお、その影響が続いている。それが音声ARPUの下落につながり、業績に影響していると小野寺氏は説明した。「音声

    KDDIの小野寺氏、最後の決算会見――スマートフォン時代の差別化戦略に言及
  • スマートフォンとフィーチャーフォンは融合していく――ドコモの辻村氏

    スマートフォンとフィーチャーフォンは融合していく――ドコモの辻村氏:CEATEC JAPAN 2010(1/2 ページ) 残すところあと3カ月を切った2010年。この1年は、携帯電話市場が大きく変わる転換期の年といえるだろう。スマートフォンの台頭や通信速度の高速化、モバイルW-Fiルータの登場に伴うデータ通信利用の拡大が新たな市場を形成。12月には日の通信キャリアの先陣を切って、NTTドコモがLTEサービスをスタートする。 変化の渦中にあるモバイル市場は今後、どのような進化を遂げるのか。CEATECの基調講演に登壇したNTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏が「ケータイの今とこれから」と題した講演で、ケータイ市場の今後について話した。 モバイルのブロードバンド化で何が変わるのか 辻村氏は、携帯市場の進化について「ブロードバンド化」「リアルとネットの融合」「グローバル化」の視点から説明。

    スマートフォンとフィーチャーフォンは融合していく――ドコモの辻村氏