英ボーダフォン(Vodafone)、フランステレコム(France Telecom)、テレコムイタリア(Telecom Italia)といった欧州の大手携帯電話通信事業者各社が、データ通信量の増加に対応するための設備投資費用について、グーグル(Google)やアップル(Apple)、フェイスブック(Facebook)といったウェブサービス事業者にも負担を求める構えを見せている。 Bloombergが報じたところによると、フランステレコムのステファン・リシャール(Stephane Richard )CEOは先月、費用削減を促すインセンティブのないウェブ・サービス事業者がネットワークを「あふれさせている」と述べ、サービス事業者のネットワーク利用状況に見合った額を各社に課金する仕組みづくりが必要だと訴えた。同氏は、現地時間8日にパリで開かれたイベント「Le Web」でもこの問題に触れたという。