Web 2.0,Web API,リッチ・クライアント,SOA(サービス指向アーキテクチャ),アジャイル開発…などなど,相も変わらずWebアプリケーション開発の現場には,様々なキーワードが渦巻いています。現在その中でも特に注目されているのが,Ajax(Asynchronous JavaScript And XML)です。 Ajaxは,2005年2月にAdaptive Path社のJesse James Garrett氏が自身のコラム「Ajax: A New Approach to Web Applications」上で著したものが注目を浴び,記事や書籍などで紹介されたことから,急速に認知されるようになったキーワードです。筆者などは当時,「しょせんただのBuzzword(はやり言葉/空騒ぎ)だろう」と比較的冷ややかに思っていたものです。 しかし,その後1年を経て,いまだに衰える気配はありません