「セキュリティ・ソフトに見せかけてユーザーにインストールさせるスパイウエアの日本語化が進んでいる。ダウンロード・サイトやインストール画面を日本語化した“偽セキュリティ・ソフト”は今までにも複数確認されているが,最近では,ユーザー・インタフェースを日本語化した偽ソフトも出現している」。ウェブルート・ソフトウェアのテクニカルサポート ディレクター 野々下幸治氏は6月19日,ITproの取材に対して警告した。 野々下氏によると,スパイウエア対策ソフトやウイルス対策ソフトに見せかけたスパイウエアの“基本戦略”は次の通り。スパイウエアの配布元となるWebサイト(あるいは,スパイウエアのアフィリエイト・サイト)にユーザーがアクセスすると,「あなたのパソコンはスパイウエアに感染しています」といった脅し文句が書かれたポップアップやバナー広告が表示される。 そして,「駆除したければ,リンク先のセキュリティ・
![「“偽セキュリティ・ソフト”に日本語版,国内ユーザーを標的に」,ウェブルート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)